スカイリム攻略で後悔しないための取り返しのつかない要素まとめ

スカイリム」は自由度の高さが魅力のRPGですが、その一方で“取り返しのつかない要素”が多く存在します。

知らずに進めた結果、「やってはいけないこと」を選んでしまい、あとから「詰んだ」と後悔するケースも少なくありません。

この記事では、スカイリムの攻略において特に注意すべき、「バグ」や「最強装備」の入手タイミング、「クエストの順番」や「派閥選択」、そして「レベル上げすぎ」や「レベル依存報酬」に関するリスクを、事前に知っておくべきポイントとして丁寧に解説します。

これからスカイリムを始める方や、効率的な攻略を目指す方にとって、後悔しないプレイのための指針となる内容です。

この記事を読んでわかること
  • スカイリムで後悔しやすい「取り返しのつかない要素」の具体例
  • クエストや派閥選択によって進行不能になる条件
  • レベルや報酬に関するタイミングの重要性
  • 最強装備や実績を逃さないための対策方法
目次

スカイリム攻略で避けたい取り返しのつかない要素

スカイリム攻略で避けたい取り返しのつかない要素
ポイント
  1. 了解しました。では、区切りを入れずに改めて回答いたします。
  2. やってはいけないこと一覧と対策
  3. レベル上げすぎで起こる弊害とは
  4. 最強装備の入手チャンスを逃す条件
  5. クエスト順番を間違えるとどうなるか
  6. 派閥選択と進行不能になる危険性

より詳しい世界観やストーリーの概要を知りたい方は、Skyrim公式サイトもあわせてご覧ください。

やってはいけないこと一覧と対策

結論から言うと、「スカイリム」で後悔しないためには、取り返しのつかない行動を避ける必要があります。

なぜなら、ある選択や行動によってはクエストが進行不能になったり、貴重なアイテムや実績が手に入らなくなってしまうことがあるからです。

まず注意すべきは、重要NPCを殺してしまうことです。スカイリムでは多くのキャラクターが攻撃可能ですが、名前付きでクエストに関わるNPCは倒すとそのまま詰み状態になります。

対策としては、クエストマーカーが表示される人物や、特定の派閥に関係するキャラには不用意に攻撃しないようにしましょう。

次に問題なのが、クエストの進め方です。

特定のクエストは他のストーリーと干渉することがあり、順番を間違えると片方が消滅してしまうことがあります。

例えば、闇の一党とドーンガードのクエストは両立しない選択肢があり、進行順によって内容が変わってしまうことがあります。

対策としては、分岐の手前でセーブデータを残し、選択前に立ち止まることが大切です。

また、吸血鬼化や人狼化を軽く選んでしまうと、解除が面倒だったり、派閥加入に制限が出るケースがあります。

特に吸血鬼は敵視されやすく、ゲームが不便になります。変身要素に興味がある場合でも、あらかじめメリットとデメリットを調べておくと安心です。

さらに、スキルの割り振りや育成方針にも注意が必要です。

使わないスキルを無計画に上げてしまうと、敵の強さだけが上がり、自分の戦力が追いつかなくなることがあります。使用頻度が高い武器スキルや防御スキルに集中して育成することで、安定したバトルを展開しやすくなります。

最後に、バグを利用した装備強化や金策も注意が必要です。確かに効率よく強くなれるかもしれませんが、バグの使用はゲーム進行を不安定にするリスクがあります。

特にクラッシュやデータ破損の原因になることもあるため、正規の方法で進めることをおすすめします。

やってはいけないこと なぜ危険か 対策・回避方法
クエスト対象の重要NPCを攻撃・殺害する クエストが進行不能になり、報酬や実績が取得不可に。例:エルトリス(マルカルス)やカーリア(盗賊ギルド) クエスト対象NPCは事前に調べて、戦闘に巻き込まない。吸血鬼・ドラゴン襲撃時はセーブ推奨
クエストの進行順を誤る 片方の派閥ルートやイベントが消滅。例:ドーンガード vs 吸血鬼、帝国軍 vs ストームクローク 派閥選択前・重要イベント前には必ずセーブを分ける。選択肢の影響を事前に調べる
バグ技(無限金策・鍛冶強化バグなど)を多用する クラッシュやデータ破損、進行不能バグの原因に バニラ環境で正規手順による育成と装備強化を推奨
不要なスキルばかり育てる 敵は強化されるが、実戦スキルが弱く詰みやすくなる 使用頻度が高い戦闘スキル(片手武器、防御、破壊魔法など)を中心に育成する
吸血鬼または人狼化を安易に選ぶ 街中で敵視、加入できない派閥が出てくる(例:ドーンガードは吸血鬼を拒絶) 変身のメリット・デメリットを事前に確認。加入前にセーブを残す
レベル依存のクエスト報酬を低レベルで取得する 報酬の性能が固定され、最大性能の装備が得られなくなる(例:ナイチンゲールの弓、メリディアの灯) 推奨レベル(例:40〜46以上)で報酬を受け取る。攻略前に報酬性能を確認する
実績を考慮せず派閥を選ぶ 相互排他で片方の実績が取得不可に(例:内戦クエスト、盗賊ギルド、闇の一党) 分岐前にセーブを残して両ルート体験。実績リストを事前に把握する
分岐や戦闘前にセーブを残さない 取り返しのつかない選択や、ボス戦のやり直しが困難になる クエスト分岐、派閥加入、ボス戦前には複数のセーブスロットを活用する
MOD導入後の不具合を放置する NPC消失、進行不能バグ、クラッシュの原因になる MOD導入前にはバックアップ。競合チェックやロード順の確認を怠らない
犯罪行為(スリ・殺人)で重要人物を敵対・死亡させる 会話不能、報酬消滅、クエスト破綻などの弊害 盗みやスリはセーブ後に行う。NPC名を確認して行動する

このような「やってはいけないこと」は、知らないまま進めてしまうと後々取り返しがつかなくなるものばかりです。スカイリムを快適に楽しむためにも、行動前の情報収集とこまめなセーブを意識しましょう。

各クエストやキャラクターの詳細な関連性は、Skyrim Wiki JPで網羅されています。事前に確認しておくと安心です。

レベル上げすぎで起こる弊害とは

先に結論を述べると、スカイリムではレベルを上げすぎると敵が強化されるため、結果的にプレイヤーが不利になることがあります。

これは、敵の強さがプレイヤーのレベルに応じて変化する「レベル依存システム」が原因です。

まず一つ目の問題は、敵がより強力な装備や魔法を使用するようになることです。

序盤の敵は簡単に倒せるのに対し、レベルが上がると山賊ですらエルフ装備や強力な弓を使うようになります。

そのため、単純にレベルを上げるだけでは戦闘が不利になることがあります。

また、スカイリムには「宝箱の中身が開けたときのレベルで決まる」仕様が存在します。

つまり、特定の宝箱や報酬は低レベルで入手したほうが強力な装備が出やすい場合があるのです。高レベルで手に入れてしまうと、逆に平凡なアイテムになってしまうことがあります。

さらに注意すべきは、スキルの偏った上げ方です。例えばスニークやスピーチ、錬金術ばかりを育てた場合、実戦で使う攻撃スキルや防御スキルが弱いままとなり、強敵に歯が立たなくなります。

これは特に後半のドラゴンやボス級の敵で顕著になります。

もうひとつの弊害として、特定のクエストで現れる敵が極端に強くなってしまう点が挙げられます。例えば、ドラウグル・デスロードや吸血鬼の王などは、こちらが高レベルになると即死級の攻撃を使ってくるようになります。

装備やスキルが追いついていない状態でこうした敵と戦うと、ゲームが一気に難しくなります。

起こる弊害 理由 具体例
敵の装備・能力が異常に強化される スカイリムはレベルスケーリング(敵がプレイヤーのレベルに応じて強化)を採用しているため 山賊が黒檀装備(Ebony Armor)やデイドラ武器を使うようになり、雑魚戦がボス並みに
実戦スキルが追いつかず、戦闘が困難になる スピーチや錬金など非戦闘スキルばかり上げると、敵の強さに対して攻撃力・防御力が不足 スニーク(Sneak)ばかり鍛えて片手武器スキルを育てていないと、ドラゴンやデスロードに瞬殺される
経験値効率が低下しレベリングが苦痛になる 敵が固くなり、倒すのに時間がかかることで効率が悪化 ドラウグル・スカージや吸血鬼の古参(Volkihar Vampire)との戦闘で長時間戦う羽目になる
一部報酬の性能が逆に弱くなる 宝箱やクエスト報酬の中には、開封・受領時のレベルで性能が決まるものがある 「ナイチンゲールの弓(Nightingale Bow)」はレベル46以上が最強性能、逆に中途半端だと低性能固定
ドラゴンやボス敵の攻撃が即死レベルになる 特定の敵(ドラゴン・プリースト、吸血鬼の王など)が高レベルになると専用スキルや範囲攻撃を強化 ヴォルキハル城のハルコン卿(Harkon)戦や、「黒の書」内でのドラゴン・プリースト戦が極端に難しくなる
レベル依存で強化される敵によってクエストが詰む 強化された敵に対処できず、イベントを進行できなくなる 「目覚め」クエストのドラウグル・デスロードが強すぎて突破不能になるケースあり
装備や呪文習得がレベルに追いつかない 高レベル帯の敵に見合った装備やスキルを取得していないと歯が立たない マスタークラス呪文(例:ファイアストーム)は破壊魔法スキル90以上と大学クエスト完了が必要で未習得のまま戦う羽目に
特定イベントが難化・発生条件が変わる クエストやイベントの条件がプレイヤーレベルに応じて変化するため 「静かなる月の野営地」などのロケーションイベントで強敵が初期配置されており、開始直後に全滅するリスクがある
盗賊・暗殺ギルドミッションのステルス攻略が難化 敵の視認距離や反応速度もレベル依存で上昇する スニーク100でも発見されやすくなり、「盗賊ギルドの仕事」で見つからずに任務を達成するのが困難に
ドーンガード・ドラゴンボーンDLCのバランスが崩壊 DLC追加エリアの敵レベルもプレイヤーにスケーリングするため ソルスセイム島で序盤にアッシュスポーンやリーヴァーに歯が立たない状況に

このように、レベルを上げすぎるとゲームバランスが崩れたり、手に入る装備や報酬に悪影響が出るリスクがあります。

スカイリムでは「計画的にレベルを上げる」ことが重要であり、必要なスキルに集中して成長させていくことが快適な攻略の近道です。

最強装備の入手チャンスを逃す条件

結論から言えば、スカイリムでは特定の条件下でしか入手できない「最強装備」があり、それを知らずにプレイしていると二度と手に入らないことがあります。

これは特定のクエストの選択や行動によって装備の入手条件が変わってしまうからです。

例えば「デイドラのアーティファクト」と呼ばれる装備の中には、選択肢によってもらえないケースがあります。

有名な例では、クエスト「デイドラの親友」にて、バーラスを助ける選択をするとユニークな戦鎚「バルバスの斧」が手に入りません。

この装備は攻撃力が非常に高く、見た目も特徴的なため、入手できないのは大きな損失です。

また、派閥クエストの進め方にも注意が必要です。

例えば「闇の一党」や「盗賊ギルド」のクエストを最後まで進めると、それぞれの派閥専用の装備が強化されるタイミングがあります。

しかし、途中で別のクエストを選ぶとギルドが壊滅したり、装備のアップグレードイベントが発生しなくなります。対策としては、派閥クエストは順序を飛ばさず、最後まで進めることが重要です。

さらに、スリや盗みといったプレイヤーの行動によっても影響を受けます。

例えば、装備の入手に関わるNPCをうっかり倒してしまった場合、該当のクエストが進行不可となり、報酬が得られなくなってしまいます。

ユニーク装備を入手する前に誤って殺してしまうことのないように、特に名前付きのNPCには注意が必要です。

装備名 逃す条件 対策
ナイチンゲールの弓
(Nightingale Bow)
クエスト「夜明けの目覚め」で低レベル(~レベル25)でクリアすると、性能が劣化した状態で固定される レベル46以上でクエストをクリアし、最大性能の弓を取得する
メエルーンズのカミソリ
(Mehrunes’ Razor)
クエスト「破壊の証明」でデイドラの提案を断ると、入手イベント自体が発生しない シルラス・ヴェシウスと敵対してでも提案を受け、祭壇を復元する選択をする
バルバスの斧(バルバス未分離状態)
(Rueful Axe)
クエスト「デイドラの親友」でバルバスを殺さずに戻すと斧がもらえない 装備が目的なら、バルバスを殺す選択をする必要がある(ただしデイドラアーティファクト実績には無効)
夢見の杖(ヴァーミルナの杖)
(Skull of Corruption)
クエスト「目覚め」でエランドゥルを殺さずに進めると、杖を入手できない 装備目的の場合はエランドゥルを裏切り、戦闘で倒す
エセリウムの冠
(Aetherial Crown)
クエスト「忘却の彼方」で他のエセリウム装備(盾 or 杖)を作ると選べない クラフト前に効果を比較し、スキル保持が目的なら冠を選ぶ
ハグズエンドの黒檀の剣
(Ebony Blade – Hag’s End)
クエスト「血の契り」中に宝箱を開けずに終了すると、装備が消滅する ハグズエンド探索中にすべての部屋と宝箱を丁寧に調べる
チルレンド(強化版)
(Chillrend)
盗賊ギルドの信頼度(City Influence)が最大になっていないと、報酬装備が通常版のまま 全都市で支部任務(City Influence Jobs)を完了させた後にクエスト「ブラインドサイト」を進行する
ブラッドスカルの剣
(Bloodskal Blade)
DLC「Dragonborn」のクエスト「最後の子孫」を途中で放棄、または進行バグで入手できなくなる 進行前にセーブを残す。MOD使用時は競合の有無を確認し、正規ルートで入手する
ボエシアの黒檀の鎧
(Ebony Mail)
クエスト「裏切られし者」で生贄の対象を誤って殺害すると開始できない 話せるフォロワー(例:リディア、ファエンダル)を生贄に選び、祭壇で生贄を捧げる
サングインのバラ
(Sanguine Rose)
クエスト「狂気の夜」を放置しすぎると、サングインが出現しないバグが発生することがある 「狂気の夜」はクエスト発生後、早めに進めておく。NPCに話しかけない・街を出るなどで消失しやすい

このように、「最強装備」と呼ばれるものの多くは、何気ない選択の結果でチャンスを逃してしまいます。こまめなセーブと、クエスト選択前の情報確認が、取り返しのつかない状況を防ぐ鍵となります。

各装備の性能や入手条件をさらに細かく調べたい方は、UESP(Skyrim装備ページ)も活用すると便利です(英語サイト)。

クエスト順番を間違えるとどうなるか

結論として、スカイリムではクエストの進行順を誤ると、重要なイベントが発生しなくなったり、特定の報酬を逃すことになります。

それだけでなく、後から進めたくても進行不能になるケースもあるため、順番には十分注意が必要です。

主な原因は、複数のクエストが互いに干渉する作りになっているからです。

例えば、「ドーンガード」と「吸血鬼」のクエストラインは互いに敵対しており、片方を進めるともう一方が進行不可になります。そのため、どちらのストーリーを先に体験するかは慎重に選ぶべきです。

また、同時進行が可能なクエストであっても、特定の条件でイベントが飛ばされることがあります。

例えば、内戦クエストとドラゴン関係のクエストを平行して進めていると、どちらかのクエスト内容が変化し、NPCの配置が変わってしまう場合があります。

その結果、一部の会話イベントが消滅し、クエストが途中で詰まってしまうケースもあります。

さらに、後回しにしたことで得られなくなる報酬も存在します。

特定のクエストでは早い段階でクリアすることで強力なアイテムや金銭報酬を手に入れられますが、高レベルになると報酬が変わってしまったり、クエストが発生しなくなることもあります。

たとえば、「赤のラグナル」のクエストでは、タイミングを逃すと歌が街で聞けなくなるなど、世界の変化にも影響を及ぼします。

クエスト名 誤るとどうなるか 対処法
ドーンガード / 血統の力(Dawnguard / Vampire Side) 吸血鬼ルート or ドーンガードに一度所属すると、もう一方のクエストが進行不可になる 「目覚め」クエスト前にセーブを分けておき、両ルートを体験できるようにする
内戦クエスト(帝国軍 vs ストームクローク) 一方の派閥を選ぶと、もう一方の派閥のイベントと実績が取得不可になる。NPCの配置も変化 「外交特権」あたりで分岐が始まるため、その前にセーブを分けるのが理想
闇の一党(Dark Brotherhood) 序盤で闇の一党を壊滅させると、組織再建や皇帝暗殺イベントが発生せず、専用装備も失われる 最初は加入ルートを進め、実績・装備取得後に壊滅ルートを選ぶのがおすすめ
盗賊ギルド(Thieves Guild) クエスト途中でギルドに敵対すると、専用装備の強化・ギルド復興・ギルド支配クエストが消滅 最後まで忠実にギルド任務を遂行し、支部クエストもすべて達成してから敵対を検討する
忘却の彼方(Lost to the Ages) エセリウム装備は1つしか選べない。選ばなかった装備は二度と入手できない 装備性能を事前に確認し、セーブを残したうえで選択する
赤のラグナル(The Book of Love – サブイベント) 進行タイミングを逃すと街で歌が聞けなくなるなど演出が省略される 発生後は早めにクエストを進行し、イベント変化前にクリアしておく
ドラゴンの目覚め(A Blade in the Dark) 内戦クエストを進めすぎると、パーサーナックスに関する選択肢に影響し、ブレイズ関係クエストが変化する 「パーサーナックスを殺すかどうか」の判断前に内戦イベントを後回しにする
魔術師の儀式(The Ritual – 大学クエスト) 大学クエストを進める前に破壊魔法スキルを上げすぎると、マスター呪文が習得できないタイミングがズレる 破壊スキルが90を超える前に大学クエストを進行しておくのが理想
黒の書関連クエスト(DLC: Dragonborn) 一部の「黒の書」を読まずにクエストを終えると、習得できる能力を取り逃す 黒の書を読むタイミングに注意。読んだ直後の選択肢で能力選択を忘れないように
メインクエストとMODクエストの併用 一部の大型MOD(例:Legacy of the Dragonborn)との競合で、メインクエストの進行が阻害されることがある MOD導入前に必ず互換性を確認し、メインクエスト進行時はセーブを分けておく

このような事態を防ぐには、メイン・サブ問わずクエストを進める前に、順番や影響関係を事前に調べておくことが重要です。

少し面倒に感じるかもしれませんが、それによってゲームの世界をより深く、ストレスなく楽しむことができます。

クエストの進行順や選択肢の影響が気になる方は、Skyrim Wiki JPのクエスト解説も参考にしてみてください。

派閥選択と進行不能になる危険性

結論から言うと、スカイリムでは特定の派閥を選ぶことで、他の派閥のクエストが進行不能になるケースがあります。一度選んでしまうと元に戻せないため、派閥の選択は慎重に行う必要があります。

代表的な例が「ドーンガード」と「吸血鬼」の対立構造です。

この2つはストーリー上で敵対関係にあり、どちらかを選ぶと、もう一方のルートは基本的に選べなくなります。

例えば、ドーンガードに入った場合、吸血鬼のロード形態にはなれませんし、逆に吸血鬼側に付くとドーンガードの拠点が襲撃され、NPCが敵対してしまいます。

また、「内戦クエスト」も注意が必要です。帝国軍とストームクロークのいずれかに参加すると、もう片方の派閥は完全に敵対します。

それに伴い、関係するNPCが死亡したり、一部のクエストが消失することもあります。

特に、内戦クエストを進めすぎると、首長が交代し、他のサブクエストや不動産購入に影響が出るケースがあります。

派閥名 選択後の影響 推奨対策
ドーンガード(Dawnguard) 吸血鬼側のルート(ヴァンパイアロード)に進めなくなる。セラーナとの関係性が限定される 「目覚め」クエスト前にセーブを分けて、吸血鬼ルートと両方試せるようにする
吸血鬼の王(Volkihar Vampires) ドーンガードの砦が襲撃され、NPC(イスランなど)が敵対し、関連クエストや報酬が消滅 変身前にセーブを残しておく。ドーンガード装備・セラーナの同行などを希望するなら慎重に選択
帝国軍(Imperial Legion) ストームクローク側の実績やクエストが完全に進行不能になる。ウィンドヘルムのヨルレイフなども敵対 内戦クエストの開始前(「外交特権」より前)にセーブを分け、どちらの陣営も体験できるようにする
ストームクローク(Stormcloaks) 帝国側のクエスト(トリグの死後イベントや帝都襲撃など)が消滅。ソリチュードの一部キャラが消える ロールプレイや実績を重視するなら、周回またはセーブ分岐で両派閥ルートを準備
闇の一党(Dark Brotherhood)
(壊滅ルート選択)
加入せずに壊滅させると、全てのクエスト・暗殺装備・シセロの同行が失われる 初回は加入ルートで専用装備と実績を取得し、別周回で壊滅ルートを試す
盗賊ギルド(Thieves Guild) 敵対行動(衛兵やギルドメンバーを攻撃)によりギルド壊滅、ナイチンゲール装備の強化不可 ギルド支配クエスト(各都市の支部任務)を完了し、最大強化後に敵対するのがベスト
同胞団(Companions) 最終的に人狼化するが、解除には限定的手段が必要。別派閥(ドーンガード)との相性に影響 人狼化前にセーブを取り、解除アイテム「魔女の首」を残しておく
大学(College of Winterhold) サイジック会やマグナスの杖イベント中に戦闘ミスで重要NPCを殺害すると進行不能 大学内部でのクエスト進行中は味方への誤爆に注意。オートセーブと分割セーブを併用する
ブレイズ(Blades) パーサーナックスを殺さないと進まないクエストがあるが、殺すとグレイビアードとの関係が崩壊 両方のイベントを見たい場合は、選択前にセーブ。MODで両立する方法も検討可能
バルバスの斧取得時のクラヴィカス・ヴァイル バルバスを戻すと「ルーフル・アックス(Rueful Axe)」が手に入らず、装備回収目的だと損失 アーティファクト重視の場合はバルバスを倒す選択をする。ただし実績には無効

このような事態を避けるには、派閥クエストを進める前に、どの派閥がどのような影響を与えるのかを一通り調べておくことが大切です。

選んだルートに合わせてプレイするのも自由ですが、最適解を求める場合はセーブデータを分けておくと安心です。

取り返しのつかない展開を防ぐには、こうした事前の備えが重要となります。

スカイリム攻略で詰む取り返しのつかない要素

スカイリム攻略で詰む取り返しのつかない要素
ポイント
  1. クエストバグで発生する進行不能状態
  2. 重要NPCの死亡で詰んだプレイヤーの例
  3. レベル依存報酬の注意点とタイミング
  4. 二度と取れないユニークアイテム一覧
  5. 実績コンプリート不可になる行動とは
  6. 選択肢によって消えるエンディング分岐

クエストバグで発生する進行不能状態

結論として、スカイリムでは一部のクエストでバグが原因となり、ストーリーが進められなくなる「進行不能状態」が発生することがあります。

この問題はプレイヤーの選択に関係なく起きるため、注意が必要です。

例えば、有名なバグとして「血筋」のクエストでは、セラーナが特定の場所で動かなくなり、イベントが発生しないことがあります。

こうなると先に進めず、対策としてはコンソールコマンドを使うか、以前のセーブデータに戻すしか方法がありません。

他にも、「報復」や「目覚め」などのクエストで、敵が出現しなかったり、トリガーが正しく反応しないことがあります。

これにより、次のステップに進めず、完全に詰んでしまうケースもあります。

特にMODを導入している場合は、競合によってバグが起きやすくなるため注意が必要です。

また、NPCが突然消えてしまう、あるいは戦闘で死亡してしまった場合、進行に関わる会話ができなくなることもあります。

スカイリムでは重要NPCが不死でない場合も多いため、うっかり巻き込んでしまわないよう配慮が必要です。

クエスト名 発生するバグ内容 対策・回避方法
血筋(Chasing Echoes) セラーナが特定地点(ヴァレリカの研究室など)で立ち止まり、イベントが発生しない ファストトラベルを避ける、コンソールでセラーナを目的地に移動(例:moveto player)
目覚め(Awakening) 敵NPC(ドラウグル)が出現せず、セラーナの棺が開かないままクエストが停止する 敵出現ポイントをスルーせず順路通り進行、事前セーブからやり直す
報復(Battle for Whiterun) 都市戦でトリガーが作動せず、クエストマーカーが消失。進行しなくなる 前クエスト完了直後に直行、街の戦闘中は不要なNPCとの接触を避ける
ナイチンゲールの契約(Trinity Restored) カーリアやブリニョルフが祭壇に向かわず、契約シーンが始まらない 祭壇前でしばらく待機、再起動やクエスト開始前のセーブから再試行
黒の書:アンセイの饗宴(Black Book: Untold Legends) ブラックブックを読んでもアポクリファの世界に移動できない MODが原因の可能性があるため無効化、別のセーブで読み直す
静かなる月の野営地(Silent Moons Camp) 敵NPCが出現せず、ロケーションの完了フラグが立たない 夜間に訪問することでイベントが正常に発生することがある
外交特権(Diplomatic Immunity) エレンウェンの部屋のカギが見つからず進行できない、マーカーが表示されない 鍵は敵からの入手またはコンソール使用(unlock)。事前セーブを活用
ウィンターホールド大学:達人の儀式(The Master Ritual Spells) 担当教師(ファラルダなど)が正しく会話を始めない、条件を満たしても進まない 対象スキルが90に達しているか確認、MODの競合確認、NPCリセット(disable → enable)
忘却の彼方(Lost to the Ages) カトリアが出現しない、エセリウム炉でクラフトができない 進行ポイントごとにセーブ。イベント順を守って進行。MODの競合確認
報酬未受取系バグ(各種派閥・サブクエスト) クエスト完了後に報酬を渡されない、会話がループする MOD干渉・スクリプト遅延が原因。ゲーム再起動・スクリプト整理系MODで改善する場合あり

このようなトラブルを防ぐためには、こまめなセーブを心がけることが基本です。

進行が怪しいと感じたら一度立ち止まり、ネット上の情報や公式のパッチ情報を確認するのも有効です。

バグによって大切なクエストを失う前に、事前の予防と柔軟な対応が求められます。

重要NPCの死亡で詰んだプレイヤーの例

結論から言えば、スカイリムでは一部の重要なNPCが死亡することで、クエストが進行できなくなったり、取り返しのつかない状態に陥ることがあります。

これはプレイヤー自身の戦闘や行動によって引き起こされる場合が多く、特に注意が必要です。

たとえば、サブクエストの依頼主や商人が街中でドラゴンや吸血鬼の襲撃に巻き込まれて死亡するケースがあります。

中でも「ホワイトラン」のベレソアや、「マルカルス」のエルトリスなどは、特定のクエストで必要となる人物のため、彼らが死んでしまうと詰んだ状態になります。

また、「メインクエスト」や「派閥クエスト」のキーパーソンとなるNPCも例外ではありません。

例えば、闇の一党クエストでのシセロ、盗賊ギルドでのブリニョルフなどは、敵対状態になったり戦闘に巻き込んで死亡させると、その後の進行が不可能になります。

NPC名 影響するクエスト 対策・注意点
エルトリス(Eltrys) 「フォースウォーンの陰謀(The Forsworn Conspiracy)」 マルカルスでドラゴンや吸血鬼襲撃時に巻き込まれやすい。クエスト受注後すぐに進行するかセーブを残す
カーリア(Karliah) 盗賊ギルド:ナイチンゲール関連クエスト(Trinity Restored 以降) 進行イベント中に戦闘に巻き込まれると死亡バグが発生する可能性あり。周囲の敵を事前に掃除する
セラーナ(Serana) ドーンガードDLC全般(Awakening~Kindred Judgment) 本来不死属性だがMOD干渉やバグで死亡することがある。MOD使用時はセーブを頻繁に取る
シセロ(Cicero) 闇の一党クエスト(The Cure for Madness など) プレイヤーの選択次第で殺害可能。殺すと従者にならない。戦闘前にセーブしておくと柔軟に選べる
ミラベル・アーヴィン(Mirabelle Ervine) ウィンターホールド大学:メインクエスト(The Eye of Magnus) イベント中に戦死する仕様だが、事前に会話・スキル訓練などを済ませておくと損失を減らせる
ベレソア(Belethor) 商人クエストや雑多な買い物系イベント(非直接クエスト) ホワイトランで吸血鬼襲撃やドラゴン戦に巻き込まれやすい。定期的なセーブと襲撃後の確認を徹底
マーブロン(Maven Black-Briar) 盗賊ギルド、内戦クエスト(ストームクローク編) ストームクロークルートでは彼女が死亡・消滅することでギルド関連報酬に影響が出る
アーンゲール(Arngeir) メインクエスト(The Way of the Voice など) 誤って攻撃すると敵対してイベント進行不能に。戦闘中は遠距離攻撃や誤爆に注意
カトリア(Katria) DLC Dawnguard:「忘却の彼方(Lost to the Ages)」 霊体だがクエスト進行のフラグとして重要。MODやスクリプト競合で消失しやすいため、手動セーブ必須
デルフィン(Delphine) メインクエスト(Diplomatic Immunity、Paarthurnaxなど) 彼女の死亡でブレイズ系のクエストがすべて詰む。敵対行動を避けることが最重要

さらに、プレイヤーが誤って仲間を巻き込んでしまうことも珍しくありません。仲間にしたNPCが戦闘中に死ぬと、連れていけなくなるだけでなく、そのNPCに関連したクエストが破綻する恐れもあります。

これを防ぐためには、クエストを進める前に街のセーブデータを残しておくことが大切です。

加えて、街で襲撃イベントが起きた際は、すぐに重要NPCを安全な場所へ避難させることで被害を減らせます。

大事なキャラクターを失わないよう、慎重な行動が求められます。

レベル依存報酬の注意点とタイミング

結論として、スカイリムの一部のクエスト報酬には「レベル依存」のシステムがあり、受け取るタイミングによってアイテムの性能が変わることがあります。

これを知らずに早い段階でクリアすると、後悔する可能性が高くなります。

特に「メエルーンズ・デイゴンのカミソリ」や「ナイチンゲールの弓」など、一部のユニーク装備は、プレイヤーのレベルが高いほど強力な性能になります。

たとえば、レベル10で受け取ると基礎ダメージが低いまま固定されますが、レベル45で受け取ると最高性能の状態で手に入ります。

また、デイドラクエストなども同様で、装備の防御力や付加効果が変わってくるため、焦って早期にクリアするのは避けたほうが賢明です。

見た目や名前が同じでも、性能が劣っていると後から取り返せません。

クエスト名 推奨レベル 報酬の違い
夜明けの目覚め(Blindsighted)
盗賊ギルド
レベル46以上 ナイチンゲールの弓の基礎ダメージとエンチャント(氷・雷ダメージ)が最大になる
ブレーク・オブ・ドーン(The Break of Dawn)
メリディアの灯
レベル45以上 デイドラアーティファクト「メリディアの灯」が最大攻撃力で付与。ターンアンデッド効果強化
破壊の証明(Pieces of the Past)
メエルーンズのカミソリ
レベル20以上 低レベルだと発動率・付加効果がやや低くなることがある(バージョン依存)
忘却の彼方(Lost to the Ages)
DLC Dawnguard
レベル30以上(戦闘難易度調整) 報酬そのものは固定だが、道中の敵の強さがレベル依存。準備不足だと進行困難になる
同胞団クエストライン(Companions Questline) レベル15〜25 報酬の武器(スカイフォージ鋼鉄武器など)が若干強化される。高レベルすぎると相対的に弱くなる
ドーンガード初期クエスト(Dawnguard) レベル30以上 初期装備やセラーナとのイベント戦で出現する敵の強さと報酬が調整される。高レベルだと難化
一意専心(Unfathomable Depths)
アビシアンの透視器
レベル30以上 付与されるスキル(防御+15など)は固定だが、ダンジョン難易度がレベルで変化
デイドラクエスト全般(Daedric Quests) 20〜30以上が推奨 アーティファクト自体は固定でも、道中の戦闘やイベントの難易度が大きく変化する
魔術師の儀式(Master Ritual Spell Quests)
ウィンターホールド大学
対象スキル90以上 スキル習得が条件。レベルが足りないとクエストが発生せず、マスター呪文を覚えられない
闇の一党:死者の夜(Bound Until Death) レベル30以上 報酬金がプレイヤーレベルに比例して変動(レベル30で最大)

このような事態を防ぐには、報酬がレベルに影響されるクエストかどうかを事前に調べることが重要です。

そして、必要であればクエスト開始を一時的に見送って、十分にレベルを上げてから挑戦すると理想的です。

ただし、あまりにもレベルを上げすぎると敵が強くなりすぎるデメリットもあるため、バランスを見ながら進めることが大切です。

攻略の順番とタイミングを意識するだけで、装備の質が大きく変わることを覚えておきましょう。

二度と取れないユニークアイテム一覧

スカイリムには、1回限りのチャンスでしか手に入らないユニークアイテムがいくつか存在します。

これらを取り逃すと、後から入手する方法がないため、慎重に行動する必要があります。

代表的なものとして、「エセリウムの冠」があります。

これはドワーフの遺跡関連のクエスト「忘却の彼方」で選択肢によって分岐するアイテムのひとつですが、選ばなかった装備は二度と手に入りません。

また、「エランドゥルの杖(夢見の杖)」もクエスト中の選択によって入手可否が決まり、敵対行動を取らなければ入手できない仕様になっています。

他にも、「ハグズエンドの黒檀の剣」など、特定のダンジョンでの一度きりのチャンスでしか取れない装備もあります。

探索を飛ばしてしまうと、クエストクリア後にその場所に戻っても宝箱が消えている場合があるため、注意が必要です。

アイテム名 入手条件 逃す理由
バルバスの斧(Rueful Axe) クエスト「デイドラの親友(A Daedra’s Best Friend)」でバルバスを殺す バルバスを助けた場合は「クラヴィカスの仮面」が代わりに手に入り、斧は入手不可
エセリウムの冠(Aetherial Crown) クエスト「忘却の彼方(Lost to the Ages)」でクラフト時に選択 クラフト時に他の装備(盾・杖)を選ぶと冠は作れず、再取得不可
夢見の杖(Skull of Corruption) クエスト「目覚め(Waking Nightmare)」でエランドゥルを殺す エランドゥルを生かしたままクエストを終えると杖は手に入らない
ハグズエンドの黒檀の剣(Ebony Blade in Hag’s End) 「血の契り」クエスト中にダンジョン内の宝箱を開く クエスト終了後は部屋が封鎖され、剣を取りに戻れない
チルレンド(強化版) 盗賊ギルド支配クエスト(City Influence Jobs)完了後に「ブラインドサイト」を進行 ギルド信頼度が低い状態でクエストを進めると通常版になり、強化版は手に入らない
ブレイズの剣(Blades Sword) 「ブレイズ再建」でメンバー3人を集めると自動配布 適切なメンバーが死亡している場合、条件を満たせず支給されない
ユニーク・ドワーフ盾(Dwarven Shield of Eminent Blocking) 「発掘(Excavation of Dwemer Ruins)」クエスト中、カルセルモの研究室を探索 クエスト終了後は研究室に入れなくなるため、宝箱の回収が不可能に
フォースウォーンの王の剣(Sword of the Forsworn King) マダナックを生かした状態でマルカルス脱出クエストを完了 マダナックを殺した場合、彼の所持品にアクセスできず入手不可
フリーディアの戦斧(Froki’s Bow)※誤記あり修正 「自然の試練」クエストでフロキを敵対させない 敵対状態になるとクエスト失敗、報酬であるユニーク弓が取得できない
シグルドの短剣(Bloodthorn) ハグズエンドの最深部にある特定の死体から入手 進行タイミングを逃すと死体が消えたり、宝箱が閉鎖されて入手不可になることがある

これらのアイテムは見た目が特徴的で、性能も高めに設定されていることが多いため、取り逃しは精神的にも大きなダメージになります。

コンプリートを目指す場合は、クエスト前にセーブを残しておく、または事前に報酬の内容を調べておくことが有効な対策です。

実績コンプリート不可になる行動とは

スカイリムには多くの実績やトロフィーが用意されていますが、一部の行動によってそれらが取得不可能になる場合があります。

特に注意したいのは、派閥の排他関係とクエストの進行不能バグです。

たとえば、内戦クエストでは「帝国軍」か「ストームクローク」のどちらかに所属する必要があり、一方を選んだ時点で、もう一方の実績はその周回では獲得できなくなります。

また、「闇の一党」や「盗賊ギルド」といった派閥も同様で、敵対行動を取ったり、クエストを途中で破棄した場合、関連実績が解除されなくなるケースがあります。

さらに、バグによってクエストが進行しなくなると、そのまま特定の実績が取得不可能になることもあります。

たとえば、クエスト中に必要なNPCが死亡したり、出現しなくなったりすることで、実績対象のクエストが完了扱いにならないといった例です。

これを防ぐには、セーブデータを小まめに複数残しておくことが基本です。

実績名 失敗条件 対策
内戦クエスト(帝国軍編)完了 ストームクローク側を選んで進めてしまうと帝国ルートが選べなくなる 「外交特権」前にセーブ分岐を作って両ルートを体験し、実績も回収
内戦クエスト(ストームクローク編)完了 帝国軍側で進めるとストームクローク関連イベントと実績が消滅 周回または分岐セーブで、両陣営の実績を個別に取得する
盗賊ギルドを完全復興 ギルドに敵対する、または支部都市(4か所)の支配任務をこなさずに終える 各都市(ホワイトラン、ウィンドヘルム、マルカルス、ソリチュード)の支配任務を完了後、「ギルドマスター」イベントを達成
闇の一党の再建 序盤で闇の一党を壊滅させた場合、再建ルートが消滅 初回は加入ルートを選び、再建実績を取得後に壊滅ルートを別セーブで進める
デイドラクエスト全15種完了 選択によってアーティファクトを入手できないとカウントされない(例:クラヴィカスの仮面未取得) 必ず「デイドラ・アーティファクト」を入手できる選択肢を選ぶ。選択前にセーブを残す
一意専心(Legend) 戦闘に無関係なスキルばかり上げ、レジェンダリースキル化しても戦えない状態に 戦闘スキル(片手武器・弓術・破壊魔法など)を優先して育ててからリセットを行う
結婚(Married) 結婚候補NPCを殺害したり、関連クエストをスキップすると結婚できない 結婚前に候補NPCを保護し、アミュレット・オブ・マラを装備して正しい手順で会話を進める
全派閥クエスト完了(各実績) 選んだ派閥が他派閥と敵対していると、実績対象のクエストが進行不可になる 派閥ごとにセーブデータを分け、すべてのルートでの完了を目指す
ヴァンパイア・ロード関連実績(DLC Dawnguard) ドーンガード側を選ぶとヴァンパイア・ロード形態が使用不可 「目覚め」クエスト前にセーブを分け、吸血鬼ルートもプレイする
ドーンガード関連実績(DLC Dawnguard) 吸血鬼側を選ぶとドーンガード砦が襲撃され、関連実績が取得不能に 分岐前にセーブし、両陣営を個別にクリアすること

また、派閥選択やクエストの進行前に攻略情報を確認しておくことで、詰みを未然に防ぐことができます。

やり直しが難しい長編ゲームだからこそ、事前の対策が実績コンプリートへの近道になります。

選択肢によって消えるエンディング分岐

スカイリムでは、プレイヤーの選択によって物語の結末が変化する場面があります。

特に「内戦クエスト」や「派閥関連のクエスト」は、進行の仕方次第で見られなくなるエンディングがあるため、注意が必要です。

例えば、「帝国軍」と「ストームクローク」のどちらに味方するかによって、スカイリムの支配勢力が決定されます。

一度どちらかに参加すると、反対側のストーリーラインは進行できなくなり、それに関連するイベントや結末は見られなくなります。

また、「闇の一党」のクエストでは、序盤の選択肢次第で組織そのものを壊滅させるルートに進むことが可能ですが、それを選ぶと組織内での成り上がりや、専用のクエストがすべて消滅してしまいます。

エンディングの違いだけでなく、受けられる報酬や仲間キャラクターの関係にも影響が出るため、分岐点では慎重な判断が求められます。

特に1周目では「見逃したエンディングを後で見よう」と思っても、長時間のプレイのやり直しが必要になりがちです。

ルート選択 失われるイベント 対策
帝国軍に参加(Imperial Legion) ストームクローク側のクエストと実績、ウルフリックとの決戦イベントが見られない 「外交特権」前にセーブを分けておき、内戦両ルートをそれぞれ進行して実績を回収
ストームクロークに参加(Stormcloaks) 帝国軍関連イベント、ソリチュードでの最終戦が見られない。マーヴァン・ブラックブライア関連の展開消滅 内戦開始前にセーブ分岐を作っておき、両陣営でのプレイを体験
闇の一党を壊滅させる(Destroy the Dark Brotherhood!) 闇の一党の全クエストライン、皇帝暗殺、再建イベント、専用装備・仲間(シセロ)が消滅 初回は加入ルートを進めて装備・実績を取得後、別セーブで壊滅ルートを選ぶ
盗賊ギルドで評判を得ずに終了する ギルド復興エンディング(ラグド・フラゴンの改装、ナイチンゲールの強化装備支給)を見られない ホワイトラン・ソリチュード・ウィンドヘルム・マルカルスの各都市で支配任務を完了し復興ルートへ
ドーンガードに参加 吸血鬼側(ヴァンパイア・ロード)のストーリー・能力・専用魔法が使用不可 「目覚め」前にセーブを作り、吸血鬼ルートも別データで体験しておく
吸血鬼側に参加(Volkihar Vampires) ドーンガード砦が敵対化し、イスラン関連の展開・セラーナとの関係の変化が発生 分岐直前にセーブを保存し、両陣営をプレイして違いを確認する
ナミラの信者になる(The Taste of Death) 対立行動(ヴェルラス司祭を助ける)を選ぶとナミラルートが進行せず、デイドラアーティファクト未取得 アーティファクト取得が目的ならナミラ側に加担。分岐前セーブで善人ルートも体験
パーサーナックスを殺す(Paarthurnax) グレイビアードとの関係悪化。高山修道院のクエストが進行不能になる 殺害前にセーブ分岐。MODなどで殺さずに両方の展開を維持する方法もあり
クラヴィカス・ヴァイルの仮面を選ばずバルバスを殺す クラヴィカスの仮面(Daedric Artifact)を取得できず、デイドラ実績にもカウントされない デイドラ実績取得目的なら仮面を選ぶ。装備目的なら斧でも可。選択前セーブで切替対応
サイドクエストで主要NPCを殺害する 関連エンディング(結婚、友好会話、将来的な拠点利用など)が消滅 名前付きNPCはむやみに殺害しない。街イベントや吸血鬼襲撃には備えて定期セーブ

そのため、重要な選択肢の前には必ずセーブを取ること、また事前にどんな分岐があるかを知っておくことが、後悔のないプレイにつながります。

物語の全体像や派閥の立場関係を詳しく把握したい場合は、SkyrimのWikipediaページを確認するのもおすすめです。

まとめ:スカイリム攻略で後悔しないための取り返しのつかない要素

記事をまとめます。

  • 重要NPCの死亡によりクエスト進行が不可能になることがある
  • クエストの順番を誤るとイベントが消滅することがある
  • 派閥の選択で他の派閥のクエストができなくなる
  • クエスト中のバグで進行不能になる場合がある
  • 敵の強さがレベル依存で強化されるためレベル上げすぎは不利
  • 低レベル時に開けた宝箱の中身の方が有利なことがある
  • スキルの偏った成長で戦闘が困難になる
  • 派閥壊滅やNPC死亡により最強装備の入手機会を逃す可能性がある
  • 一部のユニーク装備は一度逃すと再入手できない
  • 実績やトロフィーは選択や行動で解除不可になることがある
  • クエストによっては報酬の性能がレベルで変化する
  • バグ利用による強化はデータ破損や不具合の原因となる
  • 吸血鬼や人狼化は派閥加入やNPCとの関係に悪影響を及ぼす
  • 派閥クエストの進行で世界情勢やNPC配置が変わる場合がある
  • エンディング分岐が選択肢次第でロックされることがある
  • セーブデータを複数残すことが詰み防止に有効
  • 何気ない盗みや攻撃でクエストが失敗する可能性がある
  • クエスト分岐前にセーブを取ることでやり直しが可能
  • クエストを途中で放棄すると再開できないことがある
  • レベル報酬の性能を最大にするには受け取りタイミングが重要
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