
「ドラクエ5」をプレイしていて、「取り返しのつかない要素」が気になったことはありませんか? 本作は、ストーリーの選択や育成の自由度が高い一方で、一度の判断ミスや見逃しによって二度と手に入らない要素も多く存在します。
特に、SFC・DS・スマホなど異なるプラットフォームごとに仕様が異なるため、プレイヤーは注意が必要です。たとえば、期間限定モンスターの出現タイミングや、仲間モンスターの条件一覧は、見逃すとモンスター図鑑の取り逃しに直結します。
また、モンスター図鑑のコンプリート報酬を狙うなら、進行順と入手条件を正確に把握しておくことが重要です。
さらに、名産品の取り逃しや入手方法の誤解、特定ルートでしんぴのよろいが貰えないケースなども後悔のもとになります。アイテムドロップの仕様(特にスマホ版)や、ドロップ対象が“最後に倒した敵”で判定される仕組みなど、戦闘に関する知識も取り返し防止に欠かせません。
本記事では、これらの取り返しがつかないポイントを時期別・要素別に整理し、初見でも安心してプレイを楽しめるように解説しています。ドラクエ5を後悔なくクリアするためのガイドとして、ぜひ最後までご覧ください。
- ドラクエ5で後悔する選択や見逃し要素が事前にわかる
- 仲間モンスターや名産品などの取り逃しポイントを把握できる
- バージョン(SFC・DS・スマホ)ごとの違いと注意点が理解できる
- 図鑑埋めやアイテムドロップに関する仕様と対策がわかる
ドラクエ5で後悔する取り返しのつかない要素


- スマホ版の取り返し要素まとめ
- ds版・sfc版との違いと注意点
- 花嫁選びで注意すべきポイント
- 名前変更不可キャラに関する注意点
- 少年時代限定アイテムの取り逃しリスト
- 会話イベントで失敗しやすい選択肢一覧
スマホ版の取り返し要素まとめ


スマホ版のドラクエ5でも、進行によって二度とやり直せない要素がいくつか存在します。これらはストーリーやアイテム収集に影響するため、プレイ前に把握しておくことが大切です。
まず注意すべきなのは、仲間モンスターの加入条件と出現時期です。たとえば「とげぼうず」や「くびながイタチ」など、少年時代にしか出会えないモンスターは、大人になってからはフィールドには出現しません。
すごろく場などで再会できる場合もありますが、狙って出現させるのは現実的ではないため、逃すと図鑑のコンプリートが難しくなります。
こうした仲間モンスターの取り逃し対策については、以下の動画でも丁寧に解説されています。
また、モンスター図鑑の「アイテムドロップ欄」にも取り返しのつかない要素があります。特に「ひとくいばこ」や「あくまのツボ」などのトラップ系モンスターは出現数が限られており、アイテムを落とすまで粘らなければ「???」のまま埋まりません。
スマホ版では中断セーブが簡単にできるため、戦う前にセーブしておき、アイテムが出るまで繰り返すのがおすすめです。
さらに、結婚相手の選択も一度きりです。選んだ相手によって物語の展開や子どもの外見、さらに「しんぴのよろい」の入手可否まで変わります。特にスマホ版では、どの花嫁を選んでもクリアに支障はないものの、収集要素や装備の入手に影響が出るため、選ぶ前によく検討しましょう。
この点については、以下のまとめ動画がとても分かりやすいです。
アイテムに関しても注意が必要です。幼年時代にしか買えない「かわのよろい」や「うろこのよろい」は、後からでは再入手できません。コレクター気質の人はこのタイミングでしっかり集めておくと安心です。
スマホ版は便利な一方で、仕様の違いやタッチ操作の手軽さから油断しやすい傾向があります。セーブ機能を活用して、取り返しのつかない要素をしっかり回避していきましょう。
要素 | 取り返しポイント | 対策 | 備考 |
---|---|---|---|
結婚相手の選択 | ビアンカ・フローラ・デボラは変更不可。花嫁によって「しんぴのよろい」入手可否が変化 | 装備や物語の好みをあらかじめ比較検討し、中断セーブで確認してから確定 | DS/SFC版にはデボラはおらず仕様が異なる(スマホ版特有) |
期間限定モンスター | とげぼうず等の少年期・青年期前半限定モンスターは、後期では通常フィールド出現せず | 進行前に対象モンスターを戦闘し、図鑑に登録を済ませる | すごろく場で再戦は難易度高いため注意 |
トラップモンスター/ドロップ欄 | ひとくいばこ・あくまのツボ等は出現数に上限があり、ドロップ品を取得しないと図鑑未埋まり状態に | 戦闘前に中断セーブ→ドロップが出るまでリトライ | 中断セーブが容易なスマホ版に有利な要素 |
少年時代限定アイテム | かわのよろい・うろこのよろい・かわのドレスなどは少年期のみ購入可能 | 少年期に店売りアイテムをリスト化し購入リストを作成 | 後期では販売終了&再入手不可 |
会話イベント選択肢 | チゾットの洞窟で「はい」を選ぶと報酬が減、ポワンの頼みで「いいえ」は詰み | 選択前にセーブし、正しい答え(チゾット=いいえ×3、ポワン=はい)を確認 | タップミス防止のためにも事前セーブ必須 |
スマホ版の仕様は、家庭用版とは異なる部分があります。購入前に環境を確認したい方は、以下のストアページも参考になります。
→ App Storeのアプリ詳細はこちら
→ Google Playのアプリページはこちら
ds版・sfc版との違いと注意点


ドラクエ5には複数のバージョンが存在し、それぞれに仕様の違いや注意点があります。特に「取り返しのつかない要素」に関しては、ds版・sfc版とスマホ版で微妙な差があるため、比較して理解しておくと失敗を防ぎやすくなります。
まず最も大きな違いは、結婚相手の選択肢です。SFC版ではビアンカとフローラの2択ですが、DS版・スマホ版ではデボラが追加されて3人から選べるようになりました。このため、デボラの初期装備である「シャイニーネイル」や「シルクワンピース」は、SFC版では存在しない要素であり、コレクション目的であれば対応バージョンを把握しておく必要があります。
次に注目すべきは、中断セーブや便利機能の有無です。SFC版ではセーブポイントでしかセーブできませんが、DS版やスマホ版では中断セーブが可能なため、「モンスター図鑑のドロップ埋め」や「期間限定モンスターとの遭遇」に対して柔軟に対応できます。特にスマホ版ではどこでもセーブができるため、取り返しのつかないシーンでもリトライしやすいという強みがあります。
ただし、スマホ版には独自の注意点も存在します。たとえば、操作ミスによる選択肢の誤答が起きやすく、チゾットの洞窟の老人の質問などでは、誤って「はい」と押してしまうと報酬が減ってしまいます。これに比べてDS版やSFC版はボタン操作で確定するため、誤タップのリスクはやや低いと言えます。
また、小さなメダルの交換方式は全バージョン共通で「消費型」ですが、入手手段やドロップ対象モンスターに若干の違いがあることも覚えておきましょう。特にDS版以降ではドロップ率や再入手性が見直されており、少しだけプレイヤーに優しい設計となっています。
このように、SFC・DS・スマホ版にはそれぞれ異なる取り返しポイントやプレイ上の工夫があります。バージョンによって何が違うのかを事前に把握しておくことで、後悔のない冒険を楽しめます。
比較項目 | SFC版(スーパーファミコン) | DS版(ニンテンドーDS) |
---|---|---|
パーティ人数 | バトルは最大3人(主人公+人間キャラ2人) | 最大4人に拡張(モンスター仲間も戦闘参加可) |
結婚候補 | ビアンカ/フローラの2択のみ | デボラが追加され、選択肢が3つに |
セーブ方式 | セーブポイントのみ | いつでも中断セーブ可(※一部場所を除く) |
仲間モンスター数 | 加入可能モンスターは約40種類 | 約70種に拡張(PS2版相当)+DS版独自モンスターも |
ゲーム画面・演出 | 2Dドット、シンプルUI | 従来と同じ合成音源、マップはややコンパクトで素早い進行性 |
各プラットフォームによるバージョン違いの詳細については、公式サイトでも紹介されています。
→ ドラゴンクエストシリーズの公式サイトを見る
花嫁選びで注意すべきポイント


ドラクエ5の中でも、花嫁選びはやり直しがきかない重要な選択肢です。一度決めてしまうと、セーブを戻さない限り変更はできません。そのため、物語やパーティ構成への影響を理解してから選ぶことが大切です。
ビアンカ、フローラ、デボラの3人のうち、誰を選ぶかで子どもの髪色が変わるだけでなく、初期装備や入手アイテムにも違いがあります。例えば、フローラかデボラを選ぶと、**神秘のよろい(HP自動回復効果つき防具)**を青年期後半に入手できます。これはビアンカを選んだ場合には手に入りません。
一方で、ストーリーの雰囲気を重視する場合には、幼なじみであるビアンカを選ぶことで物語が自然に感じられるという声も多いです。選ばなかったキャラがその後どうなるかが描写されるため、感情移入しやすいプレイヤーほど選択に迷いやすいでしょう。
また、デボラはDS版・スマホ版限定で追加されたキャラクターで、戦闘能力が高く、初期装備も豪華ですが、性格にクセがあるため好みが分かれるところです。彼女を選ぶことでしか手に入らない装備(シャイニーネイル、シルクワンピースなど)もあるため、アイテム収集を重視する人には魅力的です。
どの花嫁を選んでもゲームクリアには影響しませんが、後悔しないためには装備・性能・感情面の3つを天秤にかけて判断するのがポイントです。途中で変更できない以上、自分が何を重視するかを考えて選びましょう。
フローラ・ビアンカ・デボラの背景についてもう少し知りたい場合は、Wikipediaの作品解説も参考になります。
→ Wikipediaで花嫁候補の設定を確認する
名前変更不可キャラに関する注意点


ドラクエ5では、一部のキャラクターの名前が後から変更できない仕様になっています。このため、最初に付けた名前がそのままずっと使われ続けることになります。
変更できないのは、主人公・キラーパンサー・男の子・女の子の4人です。ゲームの最初やイベント中に名づける場面がありますが、軽い気持ちで決めてしまうと、後々違和感を感じても直せません。とくに主人公はプレイヤー自身の分身でもあるため、読みやすさや呼ばれ方にも気を配ると良いでしょう。
キラーパンサーの名前は、幼年時代に妖精の世界で付ける場面があります。ここで付けた名前は、後の青年期に再会したときにもそのまま呼ばれるため、記憶に残るイベントでもあります。定番の「ゲレゲレ」などもありますが、ふざけすぎた名前にして後悔する人も少なくありません。
また、子どもたちの名前(男の子と女の子)は自動で付けられますが、事前にプレイヤーが入力することも可能です。この名前も変更は不可能なので、将来的にパーティで活躍するシーンなどを考慮して、違和感のない名前を考えておくと安心です。
モンスターなどの仲間キャラは、預かり所のじいさんに話しかければ名前変更が可能です。そのため、自由に変えたい場合は人間キャラではなく、仲間モンスターで遊ぶ方が適しています。
このように、変更できない名前はプレイの満足度に影響することがあるため、最初から後悔のないように慎重に名づけましょう。
少年時代限定アイテムの取り逃しリスト


ドラクエ5では、少年時代にしか手に入らないアイテムがいくつか存在します。これらは再入手ができず、取り逃すと後で回収する方法がありません。アイテム収集を重視する方は、早めにチェックしておくことが大切です。
まず注意すべきなのは、店売り限定の装備品です。「かわのよろい」や「うろこのよろい」は、妖精の村やアルカパでしか購入できません。青年時代になると販売されなくなるため、アイテム図鑑を埋めたい方は必ず購入しておく必要があります。これらの装備は性能としては低いため、使わなくても所持しておくだけで後々のコレクションに役立ちます。
他にも「ブロンズナイフ」「かわのドレス」「きぬのエプロン」なども同様に、少年時代のアルカパでしか買えないアイテムです。中には、青年期に拾うことができるケースもありますが、数が限られており購入は不可能です。特に「かわのドレス」はビアンカの初期装備として一度だけ登場するため、他の花嫁を選んだ場合には入手手段が完全に失われます。
さらに、サンタローズの石のような実用性のないコレクター向けアイテムもあります。これはサンタローズ滞在中の限られたタイミングでしか拾えず、青年時代には村が崩壊してしまうため再訪できません。実際のゲーム進行には影響しませんが、アイテム一覧を埋めたい場合には要注意です。
こうしたアイテムは、使わなくても「持っていないだけで図鑑が埋まらない」と感じてしまうプレイヤーもいます。取り逃しを防ぐには、装備品リストを事前に確認しておくことが最も確実な対策です。
アイテム名 | 種類 | 入手場所(少年時代) | 再入手の可否 | 注意点 |
---|---|---|---|---|
かわのよろい | 鎧 | 妖精の村の店、アルカパ | 不可 | 青年期以降は一切販売・ドロップなし。必ず購入を。 |
うろこのよろい | 鎧 | 妖精の村の店 | 不可 | 防具性能は低いが図鑑埋め要素として重要。 |
かわのドレス | 鎧 | アルカパの店 | 不可 | ビアンカの初期装備として青年期に1個入手可能だが、購入は1回限り。 |
ブロンズナイフ | 武器 | アルカパの店 | 可能(モンスターからドロップ) | モンスター「おばけキャンドル」等から入手可能だが確率は低め。 |
きぬのエプロン | 鎧 | アルカパの店 | 可能(青年期ポートセルミで再入手) | 購入忘れても青年期に宝箱で回収可能。ただし数に限りあり。 |
会話イベントで失敗しやすい選択肢一覧


ドラクエ5では、ストーリー中に選ぶ選択肢によって結果が変わる会話イベントがいくつか存在します。一見すると軽い会話のように見えても、間違った答えを選ぶと貴重なアイテムを逃したり、進行が詰まったりすることがあるため注意が必要です。
特に有名なのが、チゾットの洞窟の老人の質問です。ここでは3回の質問に「はい」「いいえ」で答える場面があり、すべて「いいえ」と答えることで「小さなメダル」「すごろくけん」「水のはごろも」の3つのアイテムを受け取れます。もし1回でも「はい」と答えてしまうと、それ以降の報酬が消えてしまうため、全部回収したい人は注意が必要です。
また、妖精の村でのポワンの頼みも見逃せない場面です。少年時代、ポワンに「春風のフルートを取り返してきてくれる?」と尋ねられた際に「いいえ」と答えてしまうと、村の外に出られなくなりストーリーが完全に詰みます。特に何も警告が出ないため、軽い気持ちで選んでしまうとやり直しになります。
これ以外にも、結婚相手を選ぶイベントも選択肢のひとつです。表面的にはどの花嫁を選んでもクリア可能ですが、選ばなかったキャラの装備やストーリー展開に影響が出ます。ビアンカを選ばなければ後味が悪いと感じる人もいますし、フローラやデボラを選ぶことでしか手に入らない装備もあるため、気になる場合は事前に比較しておくと良いでしょう。
このように、選択肢がただの会話ではなくアイテムや展開に直結している場面がいくつかあるため、慎重に進めることが大切です。心配な場合は、選択前に中断セーブしておくと安心です。
イベント名 | 選択肢 | 失敗するとどうなるか | 回避策 |
---|---|---|---|
チゾット洞窟・老人の質問 | 「はい」or「いいえ」×3回 | 1回でも「はい」を選ぶと、それ以降の報酬(小さなメダル・すごろくけん・水のはごろも)が得られなくなる | 全回「いいえ」で答える。中断セーブして回答後に戻れる準備をする |
妖精の村・ポワンのフルート依頼 | 「春風のフルートを取り返してくれる?」の問いに「はい」「いいえ」 | 「いいえ」を選ぶと村の外に出られず、ストーリーが詰む可能性あり | 必ず「はい」を選ぶ。中断セーブして確認しながら進める |
花嫁選択イベント | ビアンカ・フローラ・デボラの選択 | 選ばなかったキャラの装備やストーリー展開が失われ、自動的に変更不可 | 各キャラのメリット(神秘のよろい・シャイニーネイル等)を事前に把握し、どの要素を重視するか検討して決定する |
大神殿・神官との会話 | 神官への3連続質問:「いいえ」「いいえ」「はい」「はい」等 | 選び間違えると呪い状態でボス戦突入(回復対応が必要になる) | 攻略サイト指定される正解をメモしながら選ぶか、中断セーブからやり直す |
ドラクエ5の進行別・時期別に見る取り返しのつかない要素


- 期間限定モンスターの出現タイミング一覧
- 仲間モンスターになる条件と取り逃し注意点
- モンスター図鑑の取り逃し対策と時期別注意
- モンスター図鑑コンプリート報酬の実態
- 名産品の取り逃し防止と入手方法の整理
- しんぴのよろいが貰えない条件と入手方法
- アイテムドロップ仕様とスマホ版の注意点
- ドロップと最後に倒す順番の判定ルール解説
期間限定モンスターの出現タイミング一覧


ドラクエ5では、特定のタイミングでしか出現しないモンスターが複数存在します。これらはいずれも「取り返しのつかない要素」に該当し、逃すとモンスター図鑑が永遠に埋まらない場合があるため注意が必要です。
特に見落としやすいのが、少年時代に登場するモンスターたちです。たとえば「とげぼうず」「ホイミスライム」「ゴースト」などは、青年期に入るとその地域に出現しなくなります。この時期に倒しておかないと、後で図鑑を埋めようと思ってもフィールド上では再登場しません。
さらに、青年期前半限定のモンスターもいます。「サンタローズの洞窟」や「神の塔」など、物語が進むと入れなくなるダンジョンにしか出現しないモンスターは、攻略順序を間違えると二度と戦うチャンスがありません。代表的な例として「デスパペット」や「デススパーク」などが挙げられます。
一部のモンスターは、ストーリー上でしか戦えないボスのような扱いになっている場合もあります。「トラップモンスター」系(ひとくいばこ、あくまのツボなど)は出現数が限られており、倒しても再登場しません。さらに、これらのモンスターはドロップアイテムの入手にも影響するため、図鑑をコンプリートしたい方は、倒す前に中断セーブを活用して備えておくと良いでしょう。
図鑑の完成を目指す場合、どのタイミングでどのモンスターが出るかを事前に把握しておくことが大切です。特に期間限定モンスターに関しては、攻略中に意識して戦闘を重ねておくことが、取り逃し防止の第一歩になります。
モンスター名 | 出現タイミング | 出現場所(通常フィールド) | 注意点 |
---|---|---|---|
とげぼうず、せみもぐら、くびながイタチ、ドラキーマ、わらいぐさ、トンネラー、ダークアイ | 少年時代のみ | 例:サンタローズ洞窟、レヌール城周辺、古代の遺跡(氷の館など) | 期間を逃すと通常フィールドで再出現しない |
プクプク、たまてがい、ゆうれいせんちょう、しんかいりゅう | 青年期前半のみ | 山奥の村周辺海域、内海など | 青年期後半以降の通常戦闘では出現せず |
ひとくいばこ、あくまのツボ、ツボック | 出現数が限られる | 魔物のすみか、グランバニア山洞窟、山奥の村道など | 11体倒すまでドロップを回収しないと図鑑に未登録 |
ミミック | 出現数限定 | 各地の宝箱付近 | 必ず1枚メダルを落とすが出現回数に注意 |
仲間モンスターになる条件と取り逃し注意点


ドラクエ5の魅力のひとつに、モンスターを仲間にできるシステムがあります。ただし、すべてのモンスターが仲間になるわけではなく、特定の条件を満たす必要があります。しかも、タイミングを逃すと二度と仲間にできないモンスターも存在するため、注意が必要です。
まず前提として、モンスターを仲間にするためには主人公がモンスター使いとしてパーティに復帰していることが必要です。これは青年期前半以降で解禁されます。それ以前に戦ったモンスターは、どれだけ倒しても仲間になりません。
また、仲間にならない種族も多く存在します。例えば「とげぼうず」や「ブラウニー」などは仲間になりますが、「スライムナイト」のように見た目が似ていても仲間にできないモンスターもいるため、事前に確認しておきましょう。
取り逃しやすいのは、出現期間が限られているモンスターです。青年期前半の「テルパドール周辺」や「死の火山」など、一部の地域ではストーリー進行によってモンスター構成が変わってしまいます。たとえば、「デスパペット」や「フレアドラゴン」は特定の時期を逃すと出会えなくなることがあるため、見かけたら粘って仲間にしておくのが安心です。
さらに、仲間になる確率自体が非常に低いモンスターもいます。「メタルスライム」や「ヘルバトラー」などは何十回倒しても仲間にならないことも珍しくありません。こうしたモンスターを狙う場合は、根気強く戦い続けるか、ドロップ狙いと並行して集めるのが効率的です。
仲間モンスターの中には、最終的に人間キャラよりも強力な戦力になるものも多く存在します。後から「あのとき粘っておけばよかった」とならないように、早めの行動がカギです。取り返しがつかない前に、出現場所や仲間になる条件をしっかり確認しておきましょう。
条件/注意点 | 内容 |
---|---|
馬車購入&モンスターじいさんと会話 | 青年期前半になったらオラクルベリーで夜に馬車(300G)を買い、南西にいるモンスターじいさんと会話する必要があります(DS/スマホ版共通)。 |
主人公のレベル条件 | 各出現エリアに応じたレベル以上でないと仲間判定されません。例:オラクル周辺Lv12、神の塔Lv15、天空への塔Lv28など。 |
戦闘中の倒し方と順番 | 仲間候補モンスターは“最後に倒した1体”にのみ判定が発生します。全体攻撃や消滅系(ニフラム等)は避け、ターゲット指定で最後に倒すよう戦闘操作しましょう。 |
エリア制限 | 大神殿、エビルマウンテン、すごろく場では仲間になりません。対象モンスターと出会う場合はそれ以外のフィールドで戦いましょう。 |
預かり枠と同種上限 | DS/スマホ版ではモンスターじいさん預かり枠76匹+イベント枠4体=計80体まで保有可。同種モンスターは3匹まで仲間にできます。 |
モンスター図鑑の取り逃し対策と時期別注意


ドラクエ5のモンスター図鑑は、敵の情報やドロップアイテムなどを記録できる便利な機能です。しかしこの図鑑はモンスターを倒した時点でしか記録されないため、出現タイミングを逃すと図鑑の一部が埋まらないままになってしまいます。
特に注意が必要なのが、少年時代と青年期前半にしか登場しないモンスターたちです。例えば、「ホイミスライム」や「とげぼうず」などは少年時代にしか出現しないため、倒さないまま物語を進めると図鑑が埋まらなくなります。青年期後半では出現地域が変わってしまい、再会できないケースがほとんどです。
また、トラップモンスターと呼ばれる「ひとくいばこ」や「あくまのツボ」なども要注意です。これらは特定の宝箱からしか出現せず、戦える回数が限られています。さらに、ドロップアイテムまで図鑑に記録したい場合は、アイテムを落とすまでリトライが必要です。中断セーブを使って、アイテムが出るまで戦い直すのが現実的な方法です。
進行によって入れなくなるダンジョンもあります。たとえば「神の塔」や「チゾットへの山道」は、青年期後半になると入れなくなり、そのエリアにしか登場しないモンスターも図鑑に載せられなくなります。見逃しを防ぐためには、ストーリーが進む前にモンスターを確認しておくことが重要です。
図鑑を完全に埋めたい人は、出現地域と時期をこまめに確認しておくことが最大の対策です。攻略サイトや記録ノートを活用することで、抜けを防ぐことができます。
対象モンスター/状況 | 出現時期 | 注意点 | 対策 |
---|---|---|---|
幼年期限定モンスター(とげぼうず、せみもぐら、くびながイタチなど) | 少年時代のみ | 青年期以降ではフィールドに再出現せず、図鑑登録不可 | 少年期にサンタローズ洞窟やラインハット周辺で出現を狙い、倒す |
青年期前半限定モンスター(プクプク、たまてがい、ゆうれいせんちょう、しんかいりゅう) | 青年期前半 | この後は海域から消え、図鑑未登録のままになる | サラボナ北部海域などで積極的にエンカウントを繰り返す |
期間限定ダンジョンのモンスター(神の塔、ラインハット洞窟内など) | 青年期前半のみ | 洞窟閉鎖後は出現しなくなる | 事前に中断セーブしてから入場し、全モンスター討伐 |
トラップ系モンスター(ひとくいばこ、あくまのツボ、ミミックなど) | 随時だが出現数に上限あり | 一定数倒したら消滅し、アイテム欄が「???」のままになる可能性大 | 戦う前に中断セーブ。アイテムドロップを確認するまでリセット繰り返し |
すごろく場限定モンスター(幼年・青年期後半) | テキスト内全時期 | フィールドでは出現せず、格闘場ではカウントされない | 一度フィールドで図鑑登録した後、格闘場で討伐数を稼ぐ |
モンスター図鑑コンプリート報酬の実態


モンスター図鑑をすべて埋めることに特別な報酬があるか気になる方も多いですが、実はドラクエ5の図鑑コンプリートに対して直接のごほうびは用意されていません。これが意外だったと感じるプレイヤーも少なくありません。
図鑑には、倒したモンスターの名前・出現エリア・ドロップアイテムなどが記録されます。コンプリートとは、すべてのモンスターを1度でも倒し、可能であればドロップ欄まで埋めることを意味します。しかし、ゲーム内で「全て埋めたら◯◯がもらえる」といった仕組みは存在しないため、あくまで自己満足の領域です。
ただし、間接的なメリットはあります。図鑑を埋める過程で、強力な装備を落とすモンスターを知ることができたり、経験値効率の良い敵を見つけられたりすることがあります。また、全モンスターと戦った経験は、プレイヤーのゲーム理解にもつながり、次回以降の周回プレイに役立つこともあるでしょう。
さらに、一部のやり込みプレイヤーの間では「ドロップコンプリート」や「出現エリア確認」など、図鑑完成そのものを目的に遊ぶスタイルが定着しています。これを極めることで、通常のプレイでは味わえない満足感や発見が得られるのも事実です。
とはいえ、図鑑をすべて埋めなくてもゲームクリアには何の支障もありません。プレイスタイルによって優先度は異なりますが、報酬の有無よりも、自分自身が納得できる遊び方を選ぶことが大切です。
図鑑コンプリートに関する報酬・条件の仕様変更がある場合は、公式サポートの情報もご確認ください。
→ スクウェア・エニックス サポートページはこちら
名産品の取り逃し防止と入手方法の整理


ドラクエ5では、世界各地で集められる「名産品」という収集要素があります。これらはサンチョからもらえる「名産品博物館」に展示できる特別なアイテムで、プレイの楽しみを広げてくれます。ただし、一部の名産品は入手時期が限られているため、取り逃すともう手に入らないこともあります。
取り逃しやすい名産品の代表例としては、「銀のティーセット」や「王者のマントのレプリカ」などがあります。これらは物語の特定のイベントや会話をきっかけに入手できるものの、条件を満たさないまま進行すると二度と入手できなくなります。例えば「銀のティーセット」はカボチ村である条件を満たした場合のみ手に入り、選択肢を間違えるとそのままスルーされてしまいます。
また、名産品の中には戦闘や探索を通して自力で発見するものもあります。特定の宝箱に入っているものや、イベントで自然に手に入る名産品は比較的見落としにくいですが、見た目が普通のアイテムに見えることも多く、特別感が伝わりにくいのが落とし穴です。入手した際は、「これは名産品かどうか」をこまめに確認しておくと取り逃しを防げます。
名産品の管理で重要なのは、博物館への「設置」が必要という点です。入手しただけでは展示されず、手元のままエンディングを迎えると意味がなくなってしまいます。置き忘れを防ぐためにも、名産品を入手したら早めに博物館に届ける習慣をつけると安心です。
全名産品を集めることに直接的な報酬はありませんが、展示が進むごとに博物館の外観や来客数が変化するため、やり込み派には見逃せない要素となっています。取り逃しを防ぐためには、ゲームを進める前に「名産品一覧」と入手条件を把握しておくのが効果的です。
名産品名 | 入手時期 | 入手場所・方法 | 備考 |
---|---|---|---|
銀のティーセット | 少年時代 | レヌール城で銀のトレイ・ポット・カップを集めて合成 | 博物館展示可。すぐには見つからない |
あんみんまくら | 少年時代 | アルカパの宿屋に2回泊まり、女将から受け取り | 戦闘中にラリホー効果使用可能 |
ボトルシップ | 青年時代前半 | ポートセルミの船着き場で商人から1000G購入 | 博物館展示可。安価かつ確定入手 |
さばくのバラ ⇔ ひとうのはな | 青年時代前半 | テルパドールで砂漠を探索し入手後、山奥の村の井戸で交換 | 交換必須。見落とし注意 |
レヌールのおうかん | 青年時代後半 | 夜のレヌール城で、銀のティーセットをエリック王に渡す | 装備可能。名産品扱い |
名産品の一部は、作品のストーリーや町の文化にも関係しています。詳しく知りたい方はWikipediaで設定を確認するのもおすすめです。
→ Wikipediaで作品背景を見る
しんぴのよろいが貰えない条件と入手方法


しんぴのよろいは、ドラクエ5の中でも非常に優秀な防具です。装備中は毎ターンHPが自動で回復する効果があり、ボス戦や長期戦で特に活躍します。ですがこの装備、特定の選択をしなければ入手できないため、気づかないうちに貰い損ねてしまうことがあります。
この防具を確実に手に入れるには、青年期前半にフローラかデボラのどちらかを結婚相手に選ぶことが条件です。逆に言えば、ビアンカを選んだ場合には、しんぴのよろいは一切入手できません。この仕様はスマホ版・DS版・PS2版で共通となっており、SFC版ではそもそも存在しない装備です。
具体的には、結婚イベント後に「ルドマンの屋敷」を訪れると、義父からの贈り物としてしんぴのよろいを受け取ることができます。このタイミングを逃した場合でも、後からもう一度訪れれば受け取ることができますが、花嫁選び自体を間違えていると入手フラグが立たないため注意が必要です。
なお、この装備は売却不可かつ1個限定のため、失うことはありませんが、逆に「もらえると知らずにビアンカを選んでしまった」と後悔する人が非常に多いポイントでもあります。性能が高いため、効率を重視したいプレイヤーにとっては痛手となりやすいです。
しんぴのよろいがどうしても欲しい場合は、事前に結婚相手ごとのメリットを比較してから選ぶことが重要です。ストーリー重視か、装備優先かで判断は変わってきますが、選択がゲーム全体に及ぼす影響をしっかり把握しておきましょう。
アイテムドロップ仕様とスマホ版の注意点


ドラクエ5では、モンスターを倒すとまれにアイテムを落とす「ドロップ」システムがあります。この仕組みはどのバージョンにも共通ですが、スマホ版では操作の手軽さゆえに取り逃しやすい点があるため注意が必要です。
ドロップアイテムは、モンスターごとに決められた確率で落ちます。たとえば「スライムナイト」が「てつのやり」を落とすように、敵によって落とすアイテムとその確率が設定されています。これらは戦闘終了時にランダムで判定され、特に倒した順番や誰がとどめを刺したかが影響する仕様があります。
スマホ版で特に気をつけたいのは、中断セーブ機能の活用です。強力な装備や名産品の素材となるアイテムを落とす敵と戦う際は、事前に中断セーブを行っておくことで、リトライがしやすくなります。ただし、タップ操作に慣れないと間違えて戦闘を始めてしまうこともあるため、タイミングには注意が必要です。
また、スマホ版では戦闘のテンポが速いため、ドロップに気づかずにスキップしてしまうこともあります。表示の見落としがないよう、ボス戦や珍しい敵との戦闘後はメッセージをしっかり確認するようにしましょう。
さらに、スマホ版では一部の設定で「アイテム取得時の通知表示」が簡略化されていることがあります。これにより、実際にはドロップしていても気づかないケースもあるため、アイテム欄を定期的にチェックする習慣をつけておくと安心です。
このように、スマホ版では便利な機能も多い反面、操作の手軽さやテンポの速さから大切なアイテムを見落とす可能性があります。意識的に注意してプレイすることが、ドロップアイテムを確実に回収するためのコツです。
ポイント | 内容 | 補足 |
---|---|---|
ドロップ判定の対象 | 最後に倒したモンスターのみが対象 | 同じ敵が複数出現しても1体分だけ判定される |
ドロップ率 | 1/8~1/256など、敵ごとに固定確率 | 「メタルスライム」は1/256で「すばやさのたね」など |
中断セーブの活用 | 戦闘前に中断セーブでやり直し可能 | スマホ版の強み。確率リセット用に活用 |
表示の見落とし | 戦闘後のドロップ通知が早く、見逃しやすい | 戦闘後に「てにいれた!」の表示を見逃さないよう注意 |
スマホ版限定の落とし穴 | 操作ミスや誤タップで戦闘に突入しやすい | 特にレア敵との戦闘前には慎重に中断セーブ推奨 |
ドロップと最後に倒す順番の判定ルール解説


ドラクエ5では、モンスターを倒したあとにアイテムをドロップする仕組みがありますが、実は「どのモンスターを最後に倒したか」がドロップの判定に関わっています。これを知らないままプレイしていると、目当てのアイテムをいつまでたっても入手できない、ということが起きてしまいます。
基本的に、戦闘終了時に生き残っているモンスターのうち、最後に倒した敵1体だけがドロップ判定の対象になります。つまり、いくら同じ敵が複数出現しても、最後に倒した1体しかドロップ判定されません。たとえば、「はぐれメタル」が2体同時に現れても、先に1体を倒してしまった場合、その1体がどれだけレアなアイテムを持っていてもドロップ対象にはならないのです。
この仕組みを理解しておくことで、狙ったアイテムを効率よく回収することが可能になります。ドロップを狙うときは、目当てのモンスターを最後に倒すように順番を調整することが重要です。AI任せにせず、ターゲットを指定して手動で攻撃することが成功の鍵になります。
また、敵がグループで登場した場合でも、「グループ内の1体」が最後に倒されたときにのみ、そのモンスターのドロップ判定が発生します。複数グループの敵が出た場合は、戦闘中の残り順を意識して進めましょう。
このルールはSFC版・DS版・スマホ版など、どのバージョンにも共通しています。知らずに順番を気にせず倒してしまうと、本来得られるはずの貴重な装備を何度も逃すことになりかねません。特にレアアイテムを落とす敵を狙う場合は、最後に誰を倒すかという点を意識するだけで、効率は大きく変わります。
ポイント | 内容 | 備考 |
---|---|---|
ドロップ判定対象 | 戦闘で最後に倒されたモンスター1体のみ | 複数出現しても1体分しか判定されない |
倒す順番の重要性 | 目当ての敵を最後に倒さないとドロップ判定されない | AI任せにせず手動で順番を調整するのが安全 |
同グループの敵 | 同じグループ内の最後に倒した個体で判定 | 例:スライム×3でも最後の1体のみが対象 |
グループをまたぐ場合 | 敵グループ間でも最後に倒された1体のみが対象 | 例:キメラ+ホイミスライム→最後に倒した種族だけ |
対策の基本 | 中断セーブ+ターゲット指定で順序管理 | レアドロップ狙いでは特に必須 |
敵の倒す順番によってドロップが変わる仕様は、ゲームシステムの根幹に関わります。詳細は公式サポートもあわせて参考にしてください。
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まとめ:ドラクエ5で後悔しないための取り返しのつかない要素
記事をまとめます。
- 結婚相手は一度選ぶと変更不可
- ビアンカを選ばないと「しんぴのよろい」が入手不可
- 主人公や子ども、キラーパンサーの名前は変更できない
- 少年時代限定の防具は買い逃すと入手不能
- 幼年期限定モンスターを倒し忘れると図鑑登録できない
- トラップモンスターのドロップアイテムは一度限りのチャンス
- 図鑑のドロップ欄を埋めるには判定仕様を理解しておく必要がある
- チゾットの会話イベントで間違えると仲間の反応が変化する
- 特定のダンジョンは一度進むと二度と戻れない
- 小さなメダルの使い道を間違えると強力装備と交換できない
- モンスターを仲間にするには決まった時期と条件がある
- モンスター図鑑のコンプリートには時期ごとの注意が必要
- 名産品の中には一度逃すと入手できないものがある
- DS・SFC・スマホでは取り返し要素に仕様差がある
- スマホ版はセーブタイミングの制限が少ない分、油断しやすい
- ドロップアイテムは最後に倒した敵しか対象にならない
- 会話選択肢によって一部のアイテムや反応が変わる
- 名産品の展示には入手順と納品条件の確認が必要
- 一部の強装備はルート分岐により入手不可となる場合がある
- 後半に進むと初期村やイベントにアクセスできなくなる
本記事で紹介したように、ドラクエ5には取り返しのつかない要素が多数存在します。シリーズ全体の情報をチェックしたい方は、ポータルアプリも活用できます。
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