
検索でコストコおしりふき販売中止と見かけて、「え、今って本当に買えないの?なぜそんな噂が広がってるの?」とドキッとした方、多いはずです。
ここではリニューアルの時期に出た在庫の波や、危ないと言われる背景、発がん性や有害物質に関する話題、安全性の見方までを整理します。
カークランドとRICOのどっちを選ぶべきかや、RICOは新生児に使えるのか、ricoの成分のポイント、手口ふきとしての使い方、ricoの口コミ、さらに値段の目安まで、実用的にまとめました。
肩の力を抜いて、必要なところだけ拾い読みしても大丈夫です。サクッと疑問を片づけて、賢く選んじゃいましょう。
- 販売中止の噂の理由と現在の販売状況
- 危ないと言われる背景と安全性の考え方
- カークランドとRICOの違いと選び分け
- 値段や口コミ、新生児や手口ふきでの使い勝手
コストコおしりふき販売中止の噂と背景


- コストコおしりふき販売中止はなぜ噂されたのか
- カークランドとRICOはどっちがおすすめ?
- RICOのおしりふきは新生児に使えるか解説
- ricoの成分から見る安全性と特徴
- ricoは手口ふきにも使える?安全性と注意点
コストコおしりふき販売中止はなぜ噂されたのか


話が広がった背景を冷静にほどくと、いくつかの要因が同時期に重なっています。
まず大きかったのは海外でのPFAS(有機フッ素化合物)に関する訴訟報道です。
PFASは水や油をはじく性質から長年さまざまな製品に使われ、環境中で分解しにくいことから「残留性」が論点になりやすい物質群です。
公的機関の説明では、健康影響の評価や管理を進める取り組みが段階的に続いており、例えば米国環境保護庁は2024年に飲料水中のPFOA・PFOSなどに対し初の法的基準を設定し、2029年までの順守期限を設けたと発表しています(出典:米国環境保護庁 EPA「National Primary Drinking Water Regulation」ならびに「Key EPA Actions to Address PFAS」)。日本でも食品安全委員会がPFASのばく露評価を公表し、食品経由の摂取に関する見解を示しています(出典:食品安全委員会「PFASの食品健康影響評価」)。
こうした国際的なニュースが流れた時期に、日本国内の一部倉庫店では在庫の波が重なり、一時的に棚から見つけにくいタイミングが発生しました。
ちょうど売り場の入れ替えやリニューアルが重なると、旧パッケージが消えて新パッケージが並ぶまでの短い空白が生まれます。
店頭体験として「見当たらない=販売中止?」と感じやすく、そこにSNSの短い断片情報が乗ると、在庫切れの情報が「販売をやめた」に変換されやすいのです。
要するに、海外ニュース(PFAS)と国内の一時的な品薄、売り場切り替えのタイムラグ、そしてSNSの拡散が合わさって、販売中止という噂が増幅されました。実際の商品ページは現在も公開され、仕様や特徴が確認できます。
カークランドとRICOはどっちがおすすめ?


どちらも「厚手・大判・蓋付き」の使い勝手が軸で、少ない枚数で拭き切りやすいのは共通点です。選び分けの観点をもう少し客観的に整理すると、日々の使い方と成分・仕様の組み合わせで判断しやすくなります。
比較項目 | カークランドシグネチャー 赤ちゃん用 おしりふき 900枚 | RICO 赤ちゃん用 おしりふき 900枚 | 備考 |
---|---|---|---|
製品タイプ | ウェットタイプおしりふき(無香料) | ウェットタイプおしりふき(無香料) | いずれも蓋付き個包装パック |
枚数・入数 | 100枚 × 9個(合計 900枚) | 100枚 × 9個(合計 900枚) | 販売ロットは時期により変更の可能性あり |
シートサイズ | 約 18cm × 20.3cm | 約 18cm × 18cm(仕様により差が出る場合あり) | サイズの差は拭き取り枚数や体感に影響 |
主素材・特長 | リヨセル(TENCEL)系不織布、やわらかい肌触り | 凹凸(エンボス)シート、汚れの絡み取りを重視 | 肌触り重視ならカークランド、拭き取り効率重視ならRICO |
配合・不使用の方針 | 無香料、アルコールフリー 等 | 無香料、パラベン・アルコールフリー 等 | 原料由来のわずかな匂いを感じる個人差あり |
製造国 | 韓国 | 韓国 | 国内流通は韓国製が主流 |
価格目安(オンライン掲載例) | 税込 約3,498〜3,798円/900枚(1枚当り 約4円) | 税込 約3,598円/900枚(1枚当り 約4円) | 会員価格・在庫・セールで変動、送料の有無も要確認 |
おすすめの使い分け | 大判・厚手で一枚決めを狙いたい自宅用に | 凹凸で少ない回数で拭き切りたい日常用に | 外出は軽量パックや日本製薄手と併用も現実的 |
公式商品ページ | Costco: カークランド おしりふき(100枚×9) | Costco: RICO おしりふき(カテゴリ) | 最新の仕様・価格は公式ページで要確認 |
香りの感じ方には個人差があります。無香料設計でも、配合原料由来のわずかな匂いを敏感に感じる方は一定数います。拭き取り効率を重視して「一枚で決めたい」なら大判のカークランド、凹凸の引っかかりを好むならRICOという選び分けは自然です。家庭内の運用としては、家では大容量・厚手で時短、外出は軽量パックという「シーン分け」も現実的な解です。
加えて、日本国内での「赤ちゃん用おしりふき」の位置づけも理解しておくと安心です。業界団体の解説では、おしりふきは化粧品に分類され、厚生労働省が定める化粧品基準に適合する成分が用いられると説明されています(出典:日本衛生材料工業連合会)。
また、ウエットワイパー類の安全衛生に関する自主基準の枠組みも公開されています。このような制度・基準の存在は、製品選びの安心材料になります。
RICOのおしりふきは新生児に使えるか解説


新生児期は角層が薄く、皮脂分泌も少ないため、摩擦と残留水分の管理がカギになります。RICOの製品説明では、精製水ベースでパラベン・アルコール不使用、カレンデュラ油などの整肌目的成分を含む設計が示されています。
低刺激を志向した配合設計という方向性は読み取れますが、肌の相性は個々に異なるため、最初は少量でパッチチェックを行い、赤み・かゆみ・ひりつきの有無を確認してから使用範囲を広げるのが無難です。
使い方のポイントは「こすらない拭き取り」です。シートの凹凸は、汚れを絡め取る助けになります。テクニックとしては、汚れの上にシートをそっと置き、包むように持ち上げる動きにすると、摩擦が減らせます。
仕上げに残った水分は、乾いた柔らかい布や新しい面で軽く押さえてオフすると、ムレやかぶれのリスクを下げられます。これは医療・衛生分野でも広く推奨される「押さえて拭う」基本動作に沿う考え方です。
安全面の考え方として、公的機関の評価情報も合わせて理解しておくと判断がぶれません。PFASの健康影響に関する最新の公的評価は、前述の食品安全委員会の資料に整理されており、日本国内でのリスクコミュニケーションが進んでいます。
なお、家庭用品に含まれる有害物質の規制枠組みは厚生労働省の「家庭用品規制法」で整備されており、必要に応じて告示・技術的指針が改定されます。
比較項目 | RICO Baby Wipesの情報 | 新生児でのポイント/補足 |
---|---|---|
対象月齢の記載 | 公式商品ページに特定の月齢表記は見当たらず、ベビー用おしりふきとして案内 | 新生児の使用可否は個々の肌状態に依存。使用前に小範囲でパッチチェックを行い、医療機関から個別の指導がある場合はそれに従う |
無添加・配合成分 | 無香料、パラベン不使用、アルコール不使用、染料不使用、塩素不使用。ベースは精製水、保湿のためのAqua Cream、整肌目的のカレンデュラオイルを配合(公式表記) | 「低刺激設計」とされるが、植物由来成分でも個人差あり。赤み・かゆみ・ヒリつきなどの反応が出た場合は使用を中止 |
シート仕様 | エンボス加工の不織布、フタ付きパッケージ。構成例は80枚×9パック=720枚。サイズ目安は約180×180mm(流通仕様の一例) | 新生児期は摩擦を避けるため、エンボス面で「押さえて包む」動きを意識。拭き取り後は残留水分をやさしく押さえてオフ |
使用時の注意 | 口周りは粘膜に近く刺激に敏感。食事の直前直後の使用は避け、必要時は水やぬるま湯での仕上げ拭きを併用 | 保管はフタを確実に閉め、直射日光・高温を避ける。異常が続く場合は医療機関へ相談 |
参考情報 | 製品情報(Costco公式・英語):RICO Baby Wipes, 720 Count 家庭用品の化学的安全性(厚生労働省関連資料):家庭用品の化学的安全性確保に向けた検討資料 ウェットワイパー関連の業界自主基準(日本衛生材料工業連合会):除菌を標榜するウエットワイパー類の自主基準 |
注記:上記の仕様・配合は公式商品ページおよび業界・行政の公開資料に基づく情報です。実際の流通仕様(枚数・サイズ等)はロットや販売地域によって異なる場合があります。
ricoの成分から見る安全性と特徴


ricoシリーズのおしりふきは「低刺激性」をうたっているのが特徴です。商品説明や成分表を見ていくと、主な構成は精製水が大部分を占め、保湿成分としてグリセリン、肌を整える植物由来エキス(例えばカレンデュラ油など)、そして製品を安定させるための保存料やpH調整剤といった補助成分から成り立っています。
特に、公式に案内されている製品はアルコール、パラベン、着色料が不使用とされています。
成分設計の方向性を理解するために、家庭用品に関する法規制も押さえておきましょう。日本では「家庭用品品質表示法」や「化粧品基準」、さらに「家庭用品規制法」に基づき、有害物質や禁止成分が管理されています。
これにより、販売されているおしりふきは一定の安全基準を満たすよう設計されています。
ただし、成分の安全性は「一般的に使える」と「すべての人に合う」はイコールではありません。例えば、植物由来成分もアレルギー反応を起こすことがあります。ですので、使用前に腕の内側などでパッチチェックを行い、肌に異常が出ないかを確認するのが安心です。
また、拭いた後に水分が残るとムレやすいため、最後にやさしく押さえるように水分を取り切ると、より快適に使えます。
項目 | RICO Baby Wipesの内容 | 出典・補足リンク |
---|---|---|
無添加方針・基本情報 | 無香料、パラベン不使用、アルコール(エタノール)不使用、染料不使用。精製水ベースでベビー用途向けに案内 | Costco公式:RICO Baby Wipes 720枚 |
主な保湿・整肌成分 | グリセリン、トウキンセンカ花油(カレンデュラオイル)、トウキンセンカ花エキスなどの植物由来成分を配合(製品説明の例) | Costco公式商品説明 |
不織布・パッケージ仕様 | 無塩素漂白パルプ素材のエンボス加工シート、フタ付き個包装。サイズ例:180×180mm、構成例:80枚×9パック(流通仕様により差) | Costco公式(仕様の一例) |
保存料・pH調整(代表例) | 安息香酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、クエン酸/クエン酸Naなどがウェットワイプで一般的に用いられる代表例。実際の配合は各ロットの成分表示で確認 | 日本衛生材料工業連合会:ウエットワイパー自主基準 |
安全性の枠組み | 国内流通品は厚生労働省の家庭用品規制法や化粧品基準の枠組みに準拠。業界団体の自主基準も併用される | 厚生労働省系資料:家庭用品の化学的安全性/ 日本衛生材料工業連合会 |
注記:上記は公式商品ページおよび公的・業界資料に基づく整理です。実際の配合・枚数・サイズはパッケージ(成分表示・仕様)をご確認ください。
ricoは手口ふきにも使える?安全性と注意点


ricoは赤ちゃんのおしりふきとして設計されていますが、手や口周りに使えるのかは気になるところです。アルコールフリーで無香料設計のため、日常的に手や顔まわりを拭くのに用いる人も少なくありません。ただし「食べ物を口に入れる直前・直後」には使用を避けた方が安心です。口周りは粘膜に近く、肌の防御機能が弱いため、敏感な反応が出やすいからです。
特に食後のベタつき汚れを取るときは、まずricoでざっと拭き、その後に水やぬるま湯で仕上げると刺激を抑えつつ清潔に保てます。敏感肌や乾燥しやすい子どもでは、赤みやカサつきが見られた時点で使用を中止し、成分表示を確認したうえで他の製品に切り替えるのが賢明です。
さらに、厚生労働省は家庭用品に含まれる有害物質に関する情報を定期的に更新しています。
こうした制度の存在は、手口ふきのように直接体に触れる用途でも一定の安心材料になります。ただし、商品は本来の用途に沿って使うことが前提であるため、手や口まわりへの使用はあくまで自己判断で慎重に行うべきです。
項目 | 要点(手口ふきとして使う場合) | RICO Baby Wipesの補足 | 出典・補足リンク |
---|---|---|---|
用途区分と前提 | 本来は赤ちゃん用おしりふき。食品用ウェットティッシュではないため、手口用途は自己判断で慎重に。食事の直前・直後は使用を避け、必要時は水やぬるま湯での仕上げ拭きを推奨 | 製品案内はベビー用ウェットワイプとして提示。用途外使用時は仕上げの水拭きで成分残りを最小化 | Costco公式:RICO Baby Wipes |
成分・無添加情報 | 無香料、パラベン不使用、アルコール不使用が案内。口周りは粘膜に近く反応が出やすい領域のため、最初は少量で様子見し、違和感があれば使用を中止 | 精製水ベース、無塩素漂白パルプのエンボスシート採用の案内例あり。香料不使用でも原料由来のにおいを感じる人がいる点に留意 | Costco公式商品説明 |
使い方のコツ | こすらず「押さえる→包む→持ち上げる」で拭き取り、最後は乾いた面で水分を軽く押さえる。初回は腕内側などでパッチテストを行い、赤み・かゆみ・ひりつきがないか確認 | フタ付き個包装で乾きにくい。凹凸シートは汚れの絡み取りに有利だが、敏感部位では摩擦が強くならないよう力加減に注意 | 日本衛生材料工業連合会:ウエットワイパー自主基準 |
トラブル発生時 | 発赤やかゆみ等が出たら直ちに使用を中止し、成分表示を持参して医療機関に相談。原因推定のため同系成分製品の併用を一時停止 | 保存料・pH調整剤などは一般的に用いられる代表例があるため、成分表の写真保管が有用 | 国立医薬品食品衛生研究所:家庭用品の化学的安全性 |
安全・規制の枠組み | 国内流通品は家庭用品規制法・化粧品基準の枠組みや業界自主基準への適合が前提。安全評価は法令・基準と各社の品質管理の両輪で担保される | 輸入・販売時は国内基準に合わせた設計が前提。用途外使用はリスクを理解し、必要に応じて仕上げの水拭きや手洗いと併用 | NIHS:家庭用品の化学的安全性 / 日本衛生材料工業連合会 |
コストコおしりふき販売中止と安全性の最新情報


- 危ないと言われる理由と有害物質・発がん性リスク
- 実際の安全性とカークランドの違い
- RICOの口コミからわかる評価
- 値段やコスパを徹底比較
危ないと言われる理由と有害物質・発がん性リスク


「危ない」と言われるようになった背景には、海外での訴訟が大きく影響しました。アメリカでは、カークランドベビーワイプにPFASが含まれていたのではないかという訴えが起こされ、その報道が拡散しました。
PFASは「永遠の化学物質」とも呼ばれ、自然界で分解されにくい性質を持ちます。動物実験や一部の疫学研究では、発がん性や免疫系への影響、出生体重の低下などとの関連が指摘されています。
ただし、PFASといっても数千種類の化合物があり、そのすべてが同じ危険性を持つわけではありません。国際的に製造や輸入が禁止されているのはPFOSとPFOAと呼ばれる特定の種類で、それ以外については知見がまだ不十分です。
アメリカ環境保護庁(EPA)は2024年に飲料水中の規制値を設定し、長期的な曝露管理を進めています。
このように、「危ない」との声は全く根拠がないわけではありませんが、文脈を理解せずに広がると誤解を生む可能性があります。重要なのは、どの国のどの時期に製造された製品が対象かを確認することです。
日本国内で現在販売されている製品は韓国製造のものであり、過去に問題視された米国製のロットとは異なると案内されています。リスクを正しく評価するには、対象の製品と情報源を明確に切り分けることが欠かせません。
実際の安全性とカークランドの違い


日本国内で販売されているコストコのおしりふきは、カークランドもRICOも基本的に韓国製造品が流通しています。報道で取り上げられた米国製造ロットとは異なるため、直接的に同じリスクがあると結論づけることはできません。
コストコのカスタマーサービスの案内でも、国内で販売されている現行品はリコール対象外であると説明されています。
安全性の考え方としては、製造国ごとに異なる規制や基準を踏まえる必要があります。
韓国では食品医薬品安全処(MFDS)が衛生製品の規格を管理しており、輸出向けにも一定の安全評価を経ています。一方、日本国内に輸入された時点で、厚生労働省の家庭用品規制法や化粧品基準に従った成分設計であることが前提となります。
製品の使い心地の違いとしては、カークランドは「とにかく大判・厚手で一枚でしっかり拭ける」ことに強みがあります。
素材には再生可能資源由来のTENCEL繊維が用いられていると商品説明に記載されており、環境配慮の面でもアピールされています。RICOは凹凸加工による汚れの絡みやすさや、保湿系成分を含むことによる「肌触りのやさしさ」に注目されやすい傾向があります。
どちらが安全かという単純な比較ではなく、それぞれの特徴を理解して「どのシーンで使うのか」「どんな肌質に合わせたいのか」を基準に選ぶのが現実的です。安全性に不安を感じた場合は、製造国やロット番号を確認したうえで、気になる場合はカスタマーサービスへ問い合わせるのが確実な方法です。
比較項目 | カークランド(国内流通・現行) | RICO(国内流通・現行) | 根拠/確認先 |
---|---|---|---|
製造国・流通 | 韓国製が主流。国内倉庫店および公式オンラインで通常販売 | 韓国製が主流。国内倉庫店および公式オンラインで通常販売 | Costco公式(Kirkland Baby Wipes) Costco公式(RICOカテゴリ) |
配合・不使用方針 | 無香料、アルコールフリー等の表記。大判厚手で少枚数運用に向く | 無香料、パラベン・アルコールフリー等の表記。凹凸シートで拭き取り効率を志向 | Costco商品ページ仕様 Costco商品ページ仕様 |
安全性の考え方 | 日本国内で流通する現行品は国内の関連基準に適合して販売される前提 | 同上。配合成分は低刺激設計を志向。肌適合は個人差のため事前チェック推奨 | 厚生労働省 家庭用品規制法 食品安全委員会(評価情報の参照) |
海外報道との違い | 報道対象は米国製造ロットに関する訴訟等のケース。国内現行品とは製造国・仕様が異なる | 同上。国内流通のRICOは韓国製造で、報道対象ロットとは異なる | 米国EPA PFAS情報 |
素材・使い心地の差 | リヨセル(TENCEL)系不織布の採用記載。大判・厚手で一枚決めのしやすさ | エンボス(凹凸)シートで汚れを絡め取りやすい設計。取り出しやすさの評価あり | Costco公式(素材記載) Costco公式(凹凸記載) |
RICOの口コミからわかる評価


ユーザーの口コミは製品選びの参考になります。RICOについては以下のような意見が目立ちます。
肯定的な声としては
・厚手で破れにくく、一枚でしっかり拭ける
・凹凸が効いていて少ない回数で汚れが取れる
・パッケージに蓋がついていて乾きにくい
一方で否定的な声や改善を望む意見もあります。
・個人差はあるが香りを感じる人がいる
・1パックが重く、持ち運びには不便
・他のブランドと比べてやや価格が高い
口コミを読み解く際に大切なのは「誰がどんな場面で使ったのか」を意識することです。例えば、自宅でおむつ替え専用に使う人には「厚手で重い」がメリットになりますが、外出用にしたい人にはデメリットに映ります。
つまり、評価は利用シーンに左右される部分が大きいということです。
公的機関が口コミを集約しているわけではないため、信頼性の高いレビューを探すには、大手通販サイトのレビューや育児情報誌の比較特集をチェックするのが現実的です。
消費者庁や国民生活センターのサイトでも、過去におしりふきやベビー用品に関する注意喚起が発表されている場合があり、最新情報を確認しておくと安心です。
値段やコスパを徹底比較


値段はコストコ会員価格や購入タイミングによって変動しますが、目安を比較すると次のようになります。
比較項目 | カークランド ベビーワイプ(Kirkland Signature) | RICO ベビーワイプ(RICO Baby Wipes) | 参考・公式情報 |
---|---|---|---|
ケース構成(枚数) | 100枚 × 9パック=合計900枚(フレグランスフリー) | 80枚 × 9パック=合計720枚(無香料設計) | Costco公式(Kirkland 900枚構成) Costco公式(RICO 720枚構成) |
会員価格の目安(日本倉庫店) | 約3,300円台(時期により変動) | 約2,900円台(時期により変動) | Costco日本公式(会員ログイン後に価格表示) |
1枚あたりの概算 | 約3.6〜3.8円(例:3,380円÷900枚=約3.76円) | 約4.0〜4.3円(例:2,980円÷720枚=約4.14円) | 店頭価格・クーポンで上下、オンラインは送料要確認 |
仕様の違い(特徴) | 大判・厚手・ flip-top蓋付き。少枚数で拭き切りやすい設計 | 凹凸シート・保湿系成分(例:カレンデュラ油)・ flip-top蓋付き | RICOの公式商品特徴 |
コスパの見方 | 厚手で1回の使用枚数が少なければ実コストは下がりやすい | 凹凸で拭き取り効率が高いと総使用枚数を抑えやすい | セール・クーポン適用や購入チャネル(倉庫店/オンライン)で差 |
※価格は倉庫店・時期・在庫状況・クーポン適用やオンライン送料の有無で変動します。実コスパは「1枚単価」だけでなく、厚みや拭き取り効率による実使用枚数も合わせて評価してください。
ここで注目すべきは「1枚あたりの単価」だけではありません。厚手で一枚で拭き切れる場合、実際の使用枚数が少なくなるため、表面上の単価よりも実コストは近づく可能性があります。また、コストコでは定期的にクーポンやセールが行われるため、その時期を狙えばさらにお得に入手できます。
さらに、オンラインでの購入では送料がかかる場合があり、倉庫店で直接買う方が安くなることも多いです。家庭の消費量や保管スペースと相談しながら「まとめ買いして在庫管理するか」「必要な分だけ定期的に買うか」を決めると、コスパの最適化につながります。
値段に関しては「安さ」だけを追いかけるのではなく、安全性・使い勝手・ライフスタイルに合っているかを含めた総合的な判断が求められます。
まとめ:コストコおしりふき販売中止の真相と選び方
記事をまとめます。
- コストコおしりふき販売中止の噂は海外訴訟や品薄が重なって広がった
- 実際には日本で販売中止やリコールは行われていない
- 報道で問題視されたのは米国製造ロットで国内流通品とは異なる
- 現在日本で販売されている製品は韓国製造のものが中心である
- カークランドは大判厚手で一枚でしっかり拭けるのが特徴
- RICOは凹凸シートと保湿成分で汚れ落ちと肌触りが強み
- 新生児に使う際は必ずパッチテストを行い肌反応を確認する
- ricoの成分はアルコールやパラベン不使用で低刺激設計とされている
- 手口ふきとしても使えるが食事直前直後の使用は避けるのが無難
- 危ないとの声の背景にはPFASの国際的な健康リスク評価がある
- 発がん性や有害物質に関する情報は国や機関ごとに評価が異なる
- 国内製品の安全性は厚生労働省などの基準に基づいて管理されている
- RICOの口コミでは厚手や乾きにくさを評価する声が多い
- 値段やコスパは一枚単価だけでなく使用枚数も考慮して比較する
- 購入時はセールやクーポンを活用し保管スペースも含めて計画する