
『ワンピース』を読んでいて、「このキャラ、身長おかしくない?」と感じたことはありませんか?検索欄に「ワンピース身長おかしい」と打ち込んでしまったあなた、その違和感は決して気のせいではありません。
初期の頃はリアルな体格だったキャラクターたちも、気づけばどんどん巨大化。身長ランキングを見れば一目瞭然、一番高いキャラはなんと巨人族よりでかいという驚きの事実が明らかになります。
たとえばカイドウや白ひげはまさに「でかい」の象徴。一方で、シャンクスのように強さのわりに身長が控えめなキャラもいて、そのギャップにも驚かされます。
また、麦わらの一味ですら、よく見ると等身や体型に違和感のあるメンバーがちらほら。
なぜこうなったのか、読者として気になって仕方ないですよね。
この記事では、そんな「ワンピース身長おかしい」と感じるすべての読者の疑問に答えるべく、公式設定と描写の食い違い、作者の意図、そして海外ファンの反応まで徹底的に掘り下げていきます。
- キャラの身長設定が極端に高くなっている理由
- 巨人族より大きい人間キャラがいる違和感の背景
- 描写と公式設定の食い違いが生まれる原因
- 身長が“強さ”や“威圧感”の演出に使われていること
ワンピース身長おかしいってマジ?違和感の正体


- 初期と比べてキャラがどんどん巨大化してる?
- 一番身長高いキャラ、桁違いすぎてビビる
- 白ひげとかカイドウ、デカすぎて逆に怖い
- シャンクスの身長、意外と“あの人”より低い?
- 巨人族よりデカいやついるのおかしくない?
初期と比べてキャラがどんどん巨大化してる?


ワンピースの初期と現在を比べると、キャラクターの身長が明らかに大きくなっています。最初の頃に登場していたルフィやゾロ、ナミたちは、現実にいそうな体格でした。
しかし物語が進むにつれ、新たに登場するキャラのサイズ感は次第に常識の枠を超え、 3メートルを超える身長が当たり前のようになっています。
例えば、アーロン編に登場したモーガン大佐はすでに285cmありましたが、その時点ではかなり大柄に見えました。 けれど、後に出てくるカタクリ(509cm)やカイドウ(710cm)などは、 もう「人間離れしている」と言ってもいいほどの大きさです。
特にカイドウに至っては、見上げるどころか建物と比較しても遜色ないほどです。
なぜこんなにも巨大なキャラクターが増えているのか。それには作者の演出意図があると考えられます。 大柄であることによって「圧倒的な存在感」や「強さ」を視覚的にわかりやすく伝えることができるからです。
サイズが大きければそれだけで迫力が出ますし、読者にとっては「こいつは強そうだ」と直感的に思わせる効果があります。
ただし、こうした極端なサイズ設定が続くと、世界観に整合性がなくなるという声も一部では上がっています。 特に背景や他キャラとの比較が曖昧なシーンでは、違和感が強くなりがちです。
「でかすぎて他キャラと会話できてるのが不思議」という読者の声もあり、納得しきれない人も少なくありません。
このように、キャラがどんどん巨大化している背景には、演出効果や物語のスケール拡大がある一方で、 違和感やツッコミどころも増えているのが現状です。
関連リンク
参考動画
一番身長高いキャラ、桁違いすぎてビビる


『ワンピース』で最も身長が高いキャラクターといえば、巨人族の サンファン・ウルフです。その身長は驚異の1800cm、つまり18メートルにも及びます。
ここまでくると、もう人間というよりは建造物レベル。ビルの2~3階に相当する高さで、周囲のキャラクターが豆粒のように見えるほどです。 実際、彼の登場シーンでは他の海兵や囚人たちが足元サイズで描かれており、その異様さが際立っています。


このような極端なサイズ設定にも、しっかりとした意味があります。 作者・尾田栄一郎氏は「漫画だからこそできる表現」を追求しており、サンファン・ウルフのようなキャラを通して 「絶対的な脅威」や「異質さ」を視覚的に強調しているのです。
一方で、読者からは「どうやって移動してるの?」「生活できるの?」といったツッコミも多数。 あまりに非現実的なサイズはリアリティを欠くため、物語への没入感を損なう可能性もあります。
並べてみたらめちゃくちゃな身長差!
— .Log【ワンピース考察】 (@manganouA) January 6, 2020
マムが豆粒みたいなレベル🙄笑
オーズすら子供扱いできるサンファン・ウルフやばい😂
ワンピースキャラの身長まとめhttps://t.co/CBqmlygABw pic.twitter.com/NogY85oRJq
サンファン・ウルフの登場によって、読者の多くが「身長おかしくない!?」と驚くのも無理はありません。 とはいえ、こうしたぶっ飛んだ設定もまた、ワンピースの魅力の一つです。
詳しいプロフィールや公式設定は ONE PIECE.comのキャラクターページ でも確認できます。
解説記事もあわせてどうぞ: RENOTE「サンファン・ウルフの徹底考察」


キャラクター名 | 種族 | 身長 |
---|---|---|
ズニーシャ | 象主(ズニーシャ) | 全長20,000m以上 |
サンファン・ウルフ | 古代巨人族 | 180m |
オーズ | 古代巨人族 | 67m |
ゲッコー・モリア | 人間 | 692cm |
バーソロミュー・くま | 人間(改造人間) | 689cm |
カイドウ | 人間(龍の能力者) | 710cm |
シャーロット・リンリン(ビッグ・マム) | 人間 | 880cm |
エドワード・ニューゲート(白ひげ) | 人間 | 666cm |
ドンキホーテ・ドフラミンゴ | 人間 | 305cm |
シャンクス | 人間 | 199cm |
白ひげとかカイドウ、デカすぎて逆に怖い


ワンピースの中でも特に強大な存在として描かれている「白ひげ」と「カイドウ」。彼らの身長を知ると、単に「強い」だけでなく、「近寄りがたい」ような威圧感まで感じてしまいます。白ひげの身長は666cm、そしてカイドウはそれを超える710cm。もはや巨人族の仲間かと思うほどの大きさです。
この異常なサイズ感が、彼らの“怖さ”を一層引き立てています。ただでさえ圧倒的な戦闘力を持っているのに、そこに加えて人間離れした体格があることで、見ている側は本能的に「この人には勝てない」と感じてしまいます。普通のキャラと並んでいる場面を見ると、まるで親子ほどのサイズ差で、すでに勝負にならないような気さえしてしまうのです。
また、彼らの「強さ」や「怖さ」は、行動やセリフだけでは伝えきれない部分もあります。そのため、見た目のインパクトで先に“恐怖”を与えるという手法がとられているとも言えます。カイドウが登場しただけで周囲のキャラが震えるのも、巨大な体が放つ圧力があるからこそでしょう。
しかし、このような極端なサイズは、演出として効果的である一方で、読者からは「どうやって船に乗ってるの?」「部屋の中に入れるの?」といった疑問も寄せられています。少しでも現実に引き寄せて考えると、無理のある設定に見えるかもしれません。
とはいえ、ワンピースは“漫画だからこそ”の表現を大切にしている作品です。常識を超えたキャラ設定によって、より壮大な世界観を楽しめるという点も、この作品ならではの魅力ではないでしょうか。
キャラクター名 | 種族 | 身長(cm) | 備考 |
---|---|---|---|
エドワード・ニューゲート(白ひげ) | 人間 | 666 | 四皇の一人。巨体と圧倒的な戦闘力を誇る。 |
カイドウ | 人間 | 710 | 百獣のカイドウ。人間離れした体格と強さを持つ。 |
シャーロット・リンリン(ビッグ・マム) | 人間 | 880 | 四皇の一人。異常な体格と食欲を持つ。 |
モンキー・D・ルフィ | 人間 | 174 | 麦わらの一味の船長。比較的小柄な体格。 |
ロロノア・ゾロ | 人間 | 181 | 麦わらの一味の剣士。鍛え抜かれた体格。 |
シャンクスの身長、意外と“あの人”より低い?


四皇の一角として君臨するシャンクス。その強さや存在感から、身長もかなり高そうなイメージを持っている人が多いかもしれません。しかし、実は彼の身長は199cmと、ワンピース世界ではそこまで高くない部類に入ります。
特に驚かされるのが、麦わらの一味のニコ・ロビンの方がシャンクスより背が高いという事実です。ロビンの身長は188cmなので差はわずかですが、「女性キャラより低いの?」と意外に感じる人も多いようです。また、同じく仲間のフランキー(240cm)やブルック(277cm)と比べると、かなり小さく見えてしまうことも。
この身長設定が興味深いのは、「大きい=強い」というワンピースの中で、シャンクスがそのルールから外れている点です。彼は体格に頼らず、“カリスマ性”や“覇気”で圧倒的な存在感を示しています。実際、マリンフォード頂上戦争で彼が登場したときの緊張感は、体格の問題ではありませんでした。
つまり、ワンピースの世界では「身長=強さ」ではない例もあるということ。シャンクスはその象徴的なキャラクターです。外見のインパクトではなく、言動や信念、圧倒的な精神力で周囲をねじ伏せる彼の姿は、多くの読者にとって新鮮で魅力的に映るでしょう。
そのため、「意外と低い」ことはむしろ、シャンクスの凄みをより強く感じさせる一因になっているのかもしれません。
キャラクター名 | 種族 | 身長 |
---|---|---|
シャンクス | 人間 | 199cm |
ニコ・ロビン | 人間 | 188cm |
フランキー | サイボーグ | 240cm |
巨人族よりデカいやついるのおかしくない?


ワンピースの世界では、「巨人族」はその名の通り、通常の人間よりも遥かに大きな体を持つ種族として描かれています。そのため、読者としても「巨人族が一番デカいはず」と思ってしまいますよね。ところが、物語が進むにつれて、巨人族ではないキャラが平然と彼ら以上の身長で登場するようになり、そこに違和感を覚える人も少なくありません。
たとえば、白ひげは666cm、カイドウは710cmと、どちらも人間でありながら巨人族と並んでも見劣りしないどころか、時にそれを上回るサイズ感です。本来、種族的に限界があるはずの「人間」が、なぜここまで巨大なのか。その説明が作中で明確にされていないため、「さすがにおかしい」と思ってしまうのも無理はないでしょう。
巨人族には巨人族としての歴史や文化がしっかり設定されているのに、それとは別軸で“巨人みたいな人間”が登場すると、世界観の整合性が崩れたように感じられる場面もあります。「だったら、巨人族ってなんなんだ?」と、設定そのものへの疑問に繋がってしまうのです。
ただ一方で、こうした巨大キャラの存在は、物語に迫力と非現実感を加えるための演出であり、作者の遊び心やスケール感を強調する狙いも感じられます。とはいえ、あまりに境界が曖昧だと、「もうサイズのルールって何?」というモヤモヤが残るのも事実です。
世界観にのめり込んでいる読者ほど、「あれ?これって巨人族より大きいのに、人間扱いなの?」というツッコミを入れたくなってしまうポイントではないでしょうか。


キャラ名 | 種族 | 身長 |
---|---|---|
サンファン・ウルフ | 巨人族 | 180m |
ワダツミ | 魚人 | 80m |
オーズ | 古代巨人族 | 67m |
リトルオーズJr. | 古代巨人族 | 60m |
オイモ | 巨人族 | 16m |
ワンピース身長おかしいのは演出?設定ミス?


- 身長ランキング見るとツッコミどころ満載
- 等身と体型がバグってるキャラ多数
- 麦わらの一味、身長バランス取れてるの?
- 作中と設定で身長が食い違ってる件
- あえてデカくすることで“強さ”を演出?
- 「海外でも身長おかしい」って話題に
- 「漫画だから」で片付けていいのか問題
身長ランキング見るとツッコミどころ満載


ワンピースのキャラクター身長ランキングを改めて見ると、思わず「えっ?」と声が出てしまうような数字がズラリと並んでいます。最初は現実的な範囲に収まっていたはずなのに、今やランキング上位はほぼ“ビル並み”のサイズばかり。冷静に見ると、ツッコミどころが満載です。
例えば、カタクリは509cmで、白ひげは666cm、カイドウに至っては710cm。普通に考えれば、こんなサイズの人が日常生活を送ること自体が不可能に思えてきます。さらに、ビッグマムのようなキャラが普通に食卓に着いたり、椅子に座ったりしている描写を見ると、「家具どうなってるの?」と細かいところが気になって仕方なくなってきます。
また、「小柄なキャラと思ってたのに意外と大きい」ケースも珍しくありません。たとえばニコ・ロビンは188cm、ゾロやサンジよりも高身長です。絵柄の都合もあるのでしょうが、パッと見の印象と公式設定の差が激しく、「え、そんな高かったの?」と驚かされることもしばしばあります。
このように、ランキングを見ることで改めて「ワンピースの世界って本当に自由だな…」と感じると同時に、「いや、自由すぎないか?」というツッコミも入れたくなってしまいます。ただし、こうした非現実的な設定も、あくまでワンピースという作品の“面白さ”の一部。リアルさを追求するより、世界観を楽しむほうが正しい向き合い方なのかもしれません。
それにしても、「カイドウってどのくらいでかいの?」と思って軽い気持ちでランキングを見に行って、予想以上の数字に目を疑った人は少なくないはずです。
順位 | キャラクター名 | 種族 | 身長(cm) |
---|---|---|---|
1 | 象主(ズニーシャ) | 象 | 2000000 |
2 | 島食い | 魚 | 71500 |
3 | ラブーン | クジラ | 40000 |
4 | スルメ | タコ | 30000 |
5 | サンファン・ウルフ | 人間(巨大化) | 18000 |
6 | スマイリー | スライム | 15000 |
7 | ワダツミ | 魚人 | 8000 |
8 | ドラゴン十三號 | ドラゴン | 7000 |
9 | オーズ | 古代巨人族 | 6700 |
10 | 八茶 | 古代巨人族 | 6680 |
11 | リトルオーズJr. | 古代巨人族 | 6000 |
12 | ロック | 巨人族 | 4250 |
13 | スコッチ | 巨人族 | 4250 |
14 | モーム | 海王類 | 3600 |
15 | キングバーム | ホーミーズ | 2340 |
16 | ドリー | 巨人族 | 2260 |
17 | ハイルディン | 巨人族 | 2200 |
18 | ヨルル | 巨人族 | 2150 |
19 | ブロギー | 巨人族 | 2130 |
20 | ヤルル | 巨人族 | 2050 |
21 | ハグワール・D・サウロ | 巨人族 | 1950 |
22 | ゲルズ | 巨人族 | 1700 |
23 | カーシー | 巨人族 | 1700 |
24 | オイモ | 巨人族 | 1600 |
25 | フランキー将軍 | ロボット | 1300 |
26 | モーリー | 巨人族 | 1253 |
27 | ネプチューン | 魚人 | 1220 |
28 | しらほし | 人魚 | 1187 |
29 | シャーロット・リンリン(ビッグ・マム) | 人間 | 880 |
30 | ジャック | 魚人 | 830 |
等身と体型がバグってるキャラ多数


ワンピースを読んでいて「このキャラ、どう見ても等身おかしくない?」と感じたことはありませんか?実はそれ、あなただけではありません。作中には、現実ではありえないほど頭身や体型が極端なキャラが数多く登場しています。
たとえば、ルフィの兄・サボは公式設定で187cmと高身長ですが、スタイルが良すぎて顔が小さく、実際の描写では2メートル超えてそうに見えることも。逆に、ビッグマムのようなキャラは体の大きさに対して頭が妙に小さく感じられ、「これ何等身?」と混乱してしまいます。
また、ドフラミンゴは305cmもあるのに、スーツがパリッと決まり、妙にスタイリッシュに見えるなど、現実では考えられないような体型バランスをしています。このような“バグった”等身が多いことで、ワンピース独特のキャラ造形が生まれているのは事実ですが、あまりにも極端すぎると読者としては違和感を覚えてしまう瞬間もあります。
とはいえ、これは悪いことばかりではありません。個性的なキャラクターを視覚的に強調するには、等身や体型を現実から外すのが一番手っ取り早い方法でもあります。だからこそ、読者の記憶に残りやすく、アニメ化した際にも一目で「あのキャラだ」と分かるようになるのです。
ただし、整合性を気にする読者にとっては、「あの身長とあの体型でどうやって日常生活送ってるの?」と気になってしまうのも無理はありません。ワンピースのキャラは、等身や体型という点において、リアルというより“演出重視”で設計されていることを理解した上で楽しむのが良さそうです。
麦わらの一味、身長バランス取れてるの?


麦わらの一味を見ていると、「仲間同士の身長バランスって取れてるの?」とふと疑問に思うことがあります。仲間たちは個性豊かで、性格や見た目に大きな違いがあるのはもちろんですが、身長に関しても実はかなりの差があります。
まず、ルフィは174cmとそこまで大柄ではありません。それに対して、フランキーは240cm、ブルックは277cmと、もはや“でかい人枠”を飛び越えています。さらにチョッパーは型によって大きさが変わるとはいえ、基本は90cm前後と超小柄。その差は実に2メートル以上です。
こうした極端な差があるにもかかわらず、作中ではあまり違和感を感じさせない構成になっているのが面白いところです。集合シーンでも違和感なく並び、会話も自然に成立しているため、見ている側としては「あれ?意外とバランス取れてる?」と感じてしまう瞬間もあるでしょう。
それでも、たまに「ルフィとロビンが横に並ぶとロビンのほうが背が高いのか!」と驚くこともあります。ロビンは188cmで、ゾロ(181cm)やサンジ(180cm)よりも背が高いのです。こうしたギャップに気づいたとき、あらためて設定を見返して「本当にこの身長差だったのか…」と驚く人も多いのではないでしょうか。
麦わらの一味は、性格・能力だけでなく、身長面でもバラバラなのに、それが不思議とチームとして機能しているところが魅力でもあります。日常なら明らかに不便そうな身長差ですが、ワンピースの世界ではそれも個性として自然に溶け込んでいるのです。
キャラクター名 | 身長 | 種族 | 一味内での身長順 | ルフィとの差 |
---|---|---|---|---|
ブルック | 277cm | 人間(改造体) | 1位 | +103cm |
フランキー | 240cm | 人間(サイボーグ) | 2位 | +66cm |
ロビン | 188cm | 人間 | 3位 | +14cm |
ジンベエ | 301cm | 魚人 | ※特例(加入順外) | +127cm |
ゾロ | 181cm | 人間 | 4位 | +7cm |
サンジ | 180cm | 人間 | 5位 | +6cm |
ルフィ | 174cm | 人間 | 6位 | 0cm |
ウソップ | 176cm | 人間 | ※番外(途中成長あり) | +2cm |
ナミ | 170cm | 人間 | 7位 | -4cm |
チョッパー | 90cm(ブレインポイント時) | トナカイ(ヒトヒトの実) | 8位 | -84cm |
作中と設定で身長が食い違ってる件


ワンピースを読んでいて「えっ、あのキャラってそんなに背が高かったの?」と思ったことはありませんか?実は、公式で発表されている身長と、作中の描写とで違和感を感じるケースが意外と多くあります。
例えばニコ・ロビン。設定では188cmとされていて、ゾロやサンジよりも高いはずです。でもアニメや原作のシーンを見返すと、横並びになっても明らかにロビンの方が大きく見えるとは限りません。むしろ逆に感じる場面すらあります。
また、身長253cmのクロコダイルも、他キャラと対峙したときに“そんなに大きかったっけ?”と感じてしまうシーンがあるほどです。数字上は圧倒的なサイズでも、絵の構図や演出によっては、その印象が曖昧になることがあるのです。
これはおそらく、作者やアニメ制作側が「キャラの魅力をどう見せたいか」を重視して描いているからでしょう。読者にとって重要なのは数字そのものよりも、場面ごとの印象です。とはいえ、こうした違和感があると、気になって設定を調べたくなる気持ちもよくわかります。
細かい数字よりも雰囲気や演出を優先するのがワンピースらしさではありますが、ファンとしては「設定通りに描いてくれたら分かりやすいのに」と思ってしまう瞬間もあります。だからこそ、設定と描写のズレがちょっとした“ネタ”として楽しまれているのかもしれません。
キャラクター名 | 設定上の身長 | 作中の印象 | 矛盾・違和感のポイント |
---|---|---|---|
ニコ・ロビン | 188cm | ゾロやサンジより小さく見える場面あり | 作画によって身長差が曖昧になっている |
クロコダイル | 253cm | ルフィとあまり変わらないサイズに見える | 体格の割に威圧感がそこまで強くない描写も |
ドフラミンゴ | 305cm | スーツが似合う等身で自然に見える | 身長が高すぎる割にスタイリッシュすぎる |
サンジ | 180cm | ナミと並んでも差がない場面あり | ナミが170cmなので、もう少し差があっても良い |
モンキー・D・ルフィ | 174cm | ロビンより大きく描かれることがある | シーンによってスケール感がまちまち |
あえてデカくすることで“強さ”を演出?


ワンピースのキャラがどんどん大きくなっていることに、「なんで?」と疑問を持つ読者は少なくありません。ただ、この“デカさ”には、ちゃんとした意味が込められていると考えると、見方が変わってきます。
そもそも、圧倒的な強さを視覚的に見せたいとき、「体を大きく描く」というのはとてもわかりやすい方法です。例えば、カイドウ。710cmという規格外のサイズで登場し、その姿だけで「絶対強い」と思わせるインパクトがありますよね。彼が小柄だったら、ここまでの恐怖や威圧感は出せなかったかもしれません。
ラフィットやカタクリも同様です。それぞれ340cm、509cmと大きすぎるほどの身長ですが、静かに立っているだけで異様な存在感が漂います。つまり、身長の大きさは“キャラの強さ”や“格の違い”を見せつけるための演出とも言えるのです。
また、身長が高いことで他キャラとの対比が際立ちます。小柄なキャラが巨体に挑む場面では、自然と緊張感が高まりますし、戦いの構図もよりドラマチックになります。そう考えると、身長の高さは単なる設定の一つではなく、物語の演出そのものに関わっている要素だと言えます。
ただし、読者によっては「でかけりゃ強いって単純すぎない?」と感じることもあるでしょう。確かに、強さを“サイズ”で表す手法はやや直線的ですが、そのぶん視覚的な説得力があります。だからこそ、ワンピースではキャラクターのスケールが話数を重ねるごとにどんどん大きくなっていったのかもしれません。
「海外でも身長おかしい」って話題に


ワンピースのキャラクターの身長に対する驚きは、日本だけでなく海外のファンの間でも話題になっています。「この身長設定、さすがにおかしくない?」という声は、英語圏のSNSや掲示板でもよく見かけます。
たとえば、ビッグマムの巨大な体を見たある海外ファンは「足首の高さまでしかルフィが届いてないんだけど…」とコメントし、大きな共感を集めていました。また、カタクリの身長が509cmと知った人からは「それってNBAの選手2人分じゃん!」とツッコミが入るなど、ちょっとした笑い話になっていることもあります。
こうして見ると、「ワンピースの身長設定に違和感を覚えるのは、自分だけじゃなかった」と安心する人も多いはずです。むしろ、こうした突拍子もない設定が海外ファンにも強く印象を残しているのは、作品の個性として評価されている証拠とも言えるでしょう。
とはいえ、「どこまでが演出で、どこからが設定ミスなのか」と真剣に考えているファンもいます。特に、作中での描かれ方と身長設定が噛み合わないキャラが多いだけに、海外のファンもその点に敏感です。
ワンピースは世界中で読まれているからこそ、こうした細かい部分も注目されやすいのだと思います。サイズ感のギャップすら、世界共通の“ネタ”として楽しまれているのが面白いところですね。
「漫画だから」で片付けていいのか問題


「いや、漫画だから何でもアリでしょ」と言ってしまえばそれまでですが、ワンピースの身長問題はそんな簡単に片付けられない、という声もあります。なぜなら、ただ“おかしい”だけではなく、そのおかしさが物語の没入感に影響してくることもあるからです。
確かに、漫画であれば現実の常識を超える表現があって当然ですし、それが作品の魅力になることもあります。でも、あまりにも極端すぎると「このキャラ、どんな椅子に座るんだろう?」とか「部屋に入れるの?」といったリアルな疑問が湧いてしまって、物語の世界から少し意識が離れてしまうこともあるんです。
特にワンピースの場合、最初の頃は比較的現実的な身長感だったのに、途中から一気にスケールが跳ね上がった印象があります。だからこそ、読者の中には「え、いつからそんなにデカくなったの?」と違和感を持つ人が出てくるんですね。
もちろん、キャラの“強さ”や“存在感”を視覚的に強調するには、大きな体というのは便利な表現手段です。それでも、「この大きさ、本当に必要だったのか?」と感じてしまうことがあるのも事実です。
結局のところ、「漫画だから仕方ない」で終わらせるには惜しいぐらい、ワンピースは設定の細かさにこだわっている作品です。だからこそ、身長設定にももう少しリアリティが欲しいと思ってしまうのかもしれません。
まとめ:ワンピース身長おかしい
記事をまとめます。
- 初期のキャラと比べて後期キャラは極端に巨大化している
- 3メートル超えの人間キャラが多数登場するようになった
- 一番身長が高いキャラは巨人族のサン・ファン・ウルフで1800cm
- 巨人族でないのに巨人より大きいキャラが存在する
- 白ひげ(666cm)やカイドウ(710cm)のサイズが人間離れしている
- 演出としての「強さ」や「威圧感」を身長で表現している
- 身長の違和感が世界観の整合性を壊すと感じる読者もいる
- キャラによっては作中描写と公式設定が食い違って見える
- 麦わらの一味も身長差が激しく、90cm〜277cmまで幅広い
- ニコ・ロビンがゾロやサンジよりも身長が高く意外性がある
- 等身や体型が現実離れしておりビジュアルのバグ感がある
- 身長ランキングを見ると設定のギャップに驚くことが多い
- 海外ファンも身長設定に違和感を覚えSNSなどで話題にしている
- 「漫画だから」で納得できない読者も一定数存在する
- 身長設定の意図が明示されず演出かミスか判断しづらい
- キャラの大きさが演出として成功している例もある
- 異常なサイズがリアリティを欠き没入感を損なうという指摘もある
- シャンクスのように「小さくても強い」キャラも存在する
- 巨体キャラは戦闘以外の日常描写で不自然さが目立つ
- 身長の違いが戦闘シーンの緊張感や構図に影響している