
『ユニコーンオーバーロード』をクリアしたあと、「周回プレイや引き継ぎ要素はあるのか?」と気になって検索している方は多いのではないでしょうか。
本記事では、「ユニコーンオーバーロード」 「周回」 「引き継ぎ」といったキーワードに関心を持つユーザーに向けて、2周目の仕様や強くてニューゲームの有無、クリア後に引き継ぎができるのかどうかをわかりやすく解説します。
また、「クリア後にやることがない」と感じた方に向けて、やり込み要素や隠し要素、エンディング後に楽しめる追加コンテンツ、さらにはエンディング分岐の仕組みについても詳しく紹介。
周回機能がない本作をどうやって長く遊べるか、遊び尽くしたい人のための情報をまとめています。
「2周目でも楽しめる?」と悩む前に、ぜひこの記事で本作のポテンシャルを再確認してみてください。
- 引き継ぎ機能や強くてニューゲームが存在しない理由
- クリア後に楽しめるやり込み要素の内容
- 周回プレイの代わりになる遊び方の工夫
- エンディング分岐や隠し要素の活用方法
ユニコーンオーバーロードの周回と引き継ぎ要素とは


- 引き継ぎ要素は存在するのか?
- 強くてニューゲームは可能か?
- ユニコーンオーバーロードの2周目仕様
- クリア後に引き継ぎプレイはできる?
- エンディング分岐の条件と影響
ゲームの基本仕様や世界観については、アトラス公式の『ユニコーンオーバーロード』紹介ページもあわせてご覧ください。
→ ユニコーンオーバーロード 公式サイト(日本語)
引き継ぎ要素は存在するのか?


結論からお伝えすると、『ユニコーンオーバーロード』には引き継ぎ要素は存在しません。つまり、ゲームをクリアしても、育てたキャラクターや集めた装備・アイテムを引き継いで新たなプレイを始めることはできない仕様となっています。
この点は多くの攻略サイトやレビューでも明記されており、AppMedia や NanoGames などの情報でも、「いわゆる“引き継ぎ周回”は不可能」と断言されています。また、ゲーム内でも引き継ぎに関する設定や選択肢は一切表示されません。
ユニコーンオーバーロード、引継ぎ周回が欲しい気持ちはわかる、オンライン闘技場以外でクリア後のオマケ使うところないもん… 装備(ストーリーで重要 … — ユーザーの声より
実際にSNSでもこのように「引き継ぎ周回が欲しい」という声は多く見られ、クリア後のやり込み要素に物足りなさを感じているユーザーもいるようです。
そのため、もう一度プレイしたい場合は最初から完全に新規データとしてスタートする必要があります。装備やレベルはもちろん、マップの開放状況やキャラの親密度、進行済みクエストもすべてリセットされます。
注意点として、クリア後データをロードすると、王都グランコリヌ周辺の自由散策や一部追加コンテンツを楽しむことはできますが、これは“クリア後の世界”を歩くものであり、周回とは異なります。
こちらの動画では、クリア後の解放要素ややり込み要素について詳しく紹介されています。
繰り返しになりますが、『ユニコーンオーバーロード』に引き継ぎ機能は搭載されていません。周回にあたるような遊び方をしたい場合は、装備や難易度に縛りを設けるなど、別の楽しみ方を模索する必要があります。
項目 | 引き継ぎ可否 | 詳細内容 |
---|---|---|
セーブデータ | 引き継ぎ不可 | クリア後もセーブから王都散策は可能だが、再プレイにはLoadではなくNew Gameを選択する必要がある |
キャラレベル・装備 | 引き継ぎ不可 | 育成済みのキャラクターや装備は二周目に持ち越せず、すべてリセットされる |
難易度「ZENOIRA」 | 一部代替的に引き継ぎ相当 | 難易度選択でZENOIRAを選ぶことで、強い2周目相当の挑戦プレイが可能になるが、データ引き継ぎとは異なる |
契約の儀式(やり直し) | 追加要素として引継ぎ的使用可 | 1周目で選んだ儀式をクリア後に祭壇でやり直せるが、能力強化ではない演出的要素 |
追加サブクエ・加入キャラ | クリア後専用 | 「蘇りし厄災の古都」などはクリアデータでのみ発生し、New Gameでは出現しない |
強くてニューゲームは可能か?


『ユニコーンオーバーロード』では、強くてニューゲーム(New Game+)は実装されていません。つまり、1周目で鍛えたキャラの状態や装備を維持したまま、2周目に突入するというプレイスタイルは不可能です。
これにはいくつかの理由があります。まず、ゲーム側が意図的に「周回前提の作り」にしていないことが挙げられます。プレイヤーはすべてのプレイを1から組み立て直す必要があり、難易度も選択し直しになります。引き継ぎがないため、2周目を始めても経験や装備のアドバンテージは一切なく、純粋に再挑戦する形になります。
ただし、クリア後に選べる最高難易度「ZENOIRA」は、ある意味で2周目プレイに近い高難易度体験が可能です。このモードでは、ユニット全滅による出撃不可など厳しい制限が設けられており、戦略性と緊張感が増しています。
さらに、ゲーム内では「契約の儀式」をやり直す機能や、王都での散策、追加クエストの挑戦など、周回とは別のかたちでクリア後の遊びが提供されています。
このように、引き継ぎや強くてニューゲームがない点は残念に感じるかもしれませんが、それを補う“クリア後の挑戦要素”がいくつか用意されている点は評価できます。とはいえ、「別の編成で2周目を楽しみたい」「使わなかったキャラを育て直したい」という人にとってはやや物足りない内容かもしれません。
項目 | 可否 | 説明 |
---|---|---|
強くてニューゲーム(NG+) | 不可 | 1周目のキャラ・装備・進行状態を引き継ぎ、強い状態で開始する仕組みは存在しない |
高難易度モード「ZENOIRA」 | 代替的に可能 | New Game開始時にZENOIRAを選択すると、攻略済データに近い高難度で再挑戦が可能 |
再挑戦形式 | ロード&王都散策 | クリア後にはセーブデータをロードして王都散策や追加クエストに挑めるが、再出撃はNew Gameから |
契約の儀式の巻き戻し | 演出的可能 | 祭壇で最終イベントをやり直し、別キャラとの儀式演出を見ることができるが、システム面とは別 |
やり込み要素による“擬似NG+” | 工夫次第で可能 | 縛りプレイやキャラ変更など自由度が高く、自分なりに2周目風プレイができる |
海外向けページでも周回仕様に関する情報や開発スタンスが簡潔に紹介されています。
→ Unicorn Overlord Official Global Site
ユニコーンオーバーロードの2周目仕様


『ユニコーンオーバーロード』には、一般的な“2周目モード”と呼ばれる仕組みはありません。プレイヤーが再度ゲームを最初から始める際には、1周目の育成状況や装備、マップ進行などのデータは一切引き継がれず、完全なリセット状態で再スタートとなります。
そのため、2周目を楽しむには「別の選択肢を選ぶ」「異なるキャラクターを優先して使う」など、自分で違いを作りながら遊ぶ工夫が求められます。SNSや個人ブログなどでも、1周目とは異なる選択を取る“反対選択縛り”をしたり、仲間を意図的に増やさないプレイを楽しむユーザーが見られました。
また、2周目でしか得られない特別なイベントやボーナスがあるわけではなく、いわゆる「おまけ要素」的なリプレイ性も限定的です。強いて言えば、1周目で見逃したエンディングや支援会話、未加入だったキャラの育成などが2周目の目的になり得ます。
このように、2周目という言葉が使われることはあるものの、実際には“プレイヤーが自主的にリプレイしている状態であり、ゲーム側がそれをサポートする機能は用意されていません。
最初からの再スタートになることを理解しておきましょう。
項目 | 仕様 | 説明 |
---|---|---|
データ引き継ぎ | なし | キャラレベル・装備・クエスト進行はすべてリセットされ、新規状態から開始される |
プレイ開始方法 | NEW GAMEのみ | 再プレイ時は「NEW GAME」でのみ開始でき、Load後に続きからは始められない |
ZENOIRA難易度 | New Game開始時に選択可 | 最初から効率的に高難度プレイができ、2周目的な挑戦に最適 |
エンディング巻き戻し | 祭壇から可能 | 「契約の儀式」をエンディング前からやり直し、異なる儀式を選べる |
追加サブクエスト | クリアデータ限定 | 「蘇りし厄災の古都」などはクリア後データでのみ発生し、通常リプレイでは出現しない |
クリア後に引き継ぎプレイはできる?


『ユニコーンオーバーロード』をクリアしたあと、「そのままの状態で2周目に突入できるか」と疑問に思う方は少なくありません。しかし実際には、クリア後のデータを使って“次の冒険を始める”ことはできません。
ゲームをクリアすると、セーブデータを読み込んで王都グランコリヌ周辺を散策したり、新たなクエスト「蘇りし厄災の古都」に挑戦することはできます。ただし、これは“クリア後の世界を歩く追加プレイ”であって、周回プレイとは異なります。
いっぽうで、新しくゲームを始めたい場合には「NEW GAME」を選ぶしかありません。ここで改めて難易度を選び、ゼロから物語を進めていくことになります。もちろん、装備やキャラのレベル、親密度といった要素もすべてリセットされます。
注意しておきたいのは、「クリア後に引き継ぎ設定をする」ようなシステムやメニューが存在しないことです。他のRPGのように“引き継ぎありの2周目を始める”選択肢は出てきません。
前述の通り、引き継ぎを期待して再プレイを検討している方にとっては、やや物足りなく感じるかもしれません。その反面、クリア後に開放される高難易度モード「ZENOIRA」や、契約の儀式のやり直しといった要素で、別の遊び方ができるようにはなっています。引き継ぎプレイこそできませんが、プレイヤー次第で再挑戦の価値は十分にあります。
項目 | 可否 | 内容詳細 |
---|---|---|
クリア後セーブデータ | ロード可 | 王都グランコリヌ周辺を自由に散策可能。ただしその状態で再プレイ開始は不可 |
New Game開始 | 必須 | 次の冒険を始めるには必ず「NEW GAME」を選び、初期状態から再スタート |
キャラクター/装備 | 引き継げない | 全ユニットのレベル、装備、親密度などはリセットされる |
クリア後限定要素 | 別枠 | 「蘇りし厄災の古都」など一部のクエストや加入キャラはクリアデータでのみ出現 |
難易度選択 | 可能 | NEW GAME開始時に通常難易度に加え、「ZENOIRA」も選択可能 |
エンディング分岐の条件と影響


『ユニコーンオーバーロード』では、エンディングにいくつかの分岐が用意されています。ですが、分岐の種類は限定的で、物語の大筋が大きく変わるようなマルチエンディングではありません。基本的には、「契約の儀式」で指輪を誰に渡すかによってラストの展開が一部変化する形式です。
この儀式は、いわゆる“キャラクターとの絆イベント”の集大成として発生します。対象となるキャラとの親密度を最大まで上げておくことで、エンディング直前に指輪を渡すことができ、その相手との関係性を象徴する特別なシーンを見ることができます。プレイヤーによっては“結婚イベント”のように感じられる内容となっています。
また、特定のサブクエストやイベントで選ぶ選択肢によって、一部のキャラクターが死亡するか、生存するかが分岐に影響します。たとえば、ギャメルやメリザンドなど、シナリオ中の判断で運命が変わるキャラもいます。
ただし、これらの分岐がエンディングのルートそのものを大きく左右することはなく、基本的にはラストバトルや世界の未来に関する展開は共通です。つまり、物語の“雰囲気”を演出する違いであって、ストーリーの結末が大きく分かれるタイプの分岐ではありません。
なお、クリア後には「契約の儀式をやり直す機能」が解放されるため、いったん別のキャラでエンディングを見たあとでも、再度違うキャラと指輪を交わせます。すべてのパターンを回収したい方にも配慮されている設計です。
ルート名 | 分岐条件 | 影響・報酬内容 |
---|---|---|
バッドエンド(破滅の頁) | 儀式をせず、ガレリウス撃破 | そのままエンディング。クリア後要素は開放されず |
ノーマルエンド(覇王の頁) | 儀式を行い、ガレリウス撃破後「止めを刺す」を選択 | ZENOIRA解放、王都散策、クリア後要素が全て利用可能 |
トゥルーエンド(一角獣の覇王の頁) | 儀式を行い、六賢人クリア&「魂を解放する」を選択後バルトロ撃破 | ノーマルに加え「蘇りし厄災の古都」発生、加入キャラ増 |
契約の儀式 | 親密度MAX+パレヴィア祭壇で対象選択 | エンディング後にやり直し可能。別のキャラとの儀式で特殊演出あり |
分岐回収方法 | クリア後に王都を出て「一角獣の覇王」を再挑戦 | 進行度・装備を維持したまま、別ルートのエンディングを回収可能 |
ユニコーンオーバーロードの周回的なやり込み解説


- クリア後にやることない人への対策
- 隠し要素で再プレイの楽しみ方
- やり込み要素で周回気分を味わう
- エンディング後の追加コンテンツ
- 2周目プレイでのおすすめ縛り内容
- 引き継ぎなしでも遊べる工夫とは
- 周回プレイヤーの評価と要望まとめ
やり込み要素 | 内容説明 | 効果/目的 |
---|---|---|
ZENOIRAモード挑戦 | 高難度モードで、ユニット全滅で再出撃不可の縛り付き | 緊張感ある戦術重視の再戦体験 |
契約の儀式のやり直し | 王都祭壇から別キャラとのエンディングを再体験可能 | 異なるキャラとのエンディング回収 |
クリア後限定クエスト | 「蘇りし厄災の古都」など、強敵との再戦や仲間加入の要素 | 未加入キャラの獲得や戦力強化に役立つ |
親密度Max・武具強化 | 全キャラ親密度育成や限定装備の最大強化を追求 | ステータスボーナス獲得・達成感 |
闘技場オンライン挑戦 | 他プレイヤー編成とバトルするランクマッチ機能 | 対人戦で腕試し・高順位を狙う要素 |
クリア後にやることない人への対策


ゲームを一通りクリアしたあと、「もうやることがない」と感じる人も少なくありません。ですが、ユニコーンオーバーロードでは、周回プレイが存在しない代わりに、いくつかの“やり込み”要素が用意されています。
まず、クリア後に解放される高難易度モード「ZENOIRA」では、ユニットが全滅すると再出撃できなくなるという厳しい制限が設けられています。このモードは、通常よりも戦術の工夫が求められるため、1周目とは違った緊張感のある戦いを楽しめます。
次に、「契約の儀式」をやり直すことが可能です。これにより、別のキャラクターとのエンディングを見たり、違う視点での物語を確認したりできます。お気に入りのキャラとのイベントを回収し直したいときにも便利です。
さらに、「蘇りし厄災の古都」などのクリア後限定のサブクエストでは、強力な敵との戦闘や、新たな仲間の加入といった追加要素が体験できます。中にはこれまで敵として登場していたキャラクターが仲間になるケースもあり、驚きの展開が待っている場合もあります。
そのほか、王都グランコリヌでの散策や限定装備の収集、親密度の最大化、闘技場のオンラインバトルなども含めて、やり込みの選択肢は豊富です。ただし、報酬や演出面が大きく変化するわけではないため、目的意識を持って取り組まないと飽きやすい面もあります。
そのようなときは、「キャラ縛り」や「装備制限」など、自分なりのルールを作って再挑戦してみるのもおすすめです。ゲームが用意していない“2周目”のような遊び方を、自分で設計することで、新たな楽しみが見つかるかもしれません。
対策内容 | 概要説明 | 目的効果 |
---|---|---|
ZENOIRAモードで再戦 | クリア後に解放された「ZENOIRA」を使い、全滅ペナルティ付きの高難度プレイ | 戦術重視の挑戦を通じて新たな緊張感を得る |
契約儀式のやり直し | 祭壇で儀式を別キャラに変更し、異なるエンディング演出を見る | 収集やキャラごとのストーリーを楽しむ |
サブクエスト再挑戦 | 「蘇りし厄災の古都」などのクリア後専用クエストに再挑戦 | 強敵との戦闘や新キャラ加入で再プレイに意義を追加 |
完全収集・強化プレイ | 全キャラの親密度Max、希少武具の強化、アイテム回収を目指す | やり込み、達成感、戦力強化を兼ねる長期プレイ |
縛りプレイの導入 | 仲間制限や装備制限など、自作ルールでプレイ難易度を調整 | 通常プレイとは異なる戦略性や新鮮さを獲得 |
隠し要素で再プレイの楽しみ方


『ユニコーンオーバーロード』には、表立っては紹介されない隠し要素が複数存在しており、再プレイ時の発見と楽しみを広げてくれます。本作では、選択によって仲間になるキャラが変わる場面や、特定の条件を満たすことで開放されるサブクエストが用意されています。
例えば、あるキャラクターに協力するかどうかで、仲間になる人物や展開が変化するイベントがあります。1周目ではなんとなく選んだ選択肢が、実はキャラの加入に関わっていた……ということも少なくありません。再プレイでは、**「あえて選ばなかった選択肢を試す」**ことがひとつの攻略テーマになるでしょう。
また、クリア後に開放される「契約の儀式のやり直し」も、別のキャラクターとのエンディングを見るうえでの隠し的な楽しみ方です。特定のキャラと親密度を高めておけば、儀式で選ぶ対象を変更することができ、それぞれに個別の演出が用意されています。
さらに、クエスト中に登場する“一度しか発生しない特殊な会話”や“取り返しのつかない行動”も、意図的に探しながら進めることで、1周目では見落としていた部分に気づけるかもしれません。
このように、ゲーム内にはガイドに載っていない発見が多く、2周目以降にこそ価値のある要素が隠れています。細かな違いや意外な展開を楽しむことで、同じマップや戦闘でも新鮮さを感じられるはずです。
隠し要素 | 発生条件 | 内容/効果 |
---|---|---|
ノルベール出現 | 「司祭の行方」未クリアでラスボス挑戦&撃破 | 隠しキャラ「ノルベール」が登場し、アーカイブやクラス図鑑解放 |
聖所の再訪イベント | 「大聖堂への道」完了後に儀式前で聖所訪問 | 契約の儀式前の特別会話を追加表示 |
闇堕ちスカーレット戦 | 上記条件下でラスボス戦で特定展開を迎える | 闇堕ちスカーレットとのイベント戦、ムービー追加 |
アーカイブ回収補助 | 隠し要素の完全クリア後に通常ルート再クリア | アーカイブ・クラス図鑑データを一周で集約可能 |
再挑戦性の向上 | 2周目以降に隠し要素を狙って挑戦 | 通常とは異なる展開、イベントを何度も楽しめる |
やり込み要素で周回気分を味わう


『ユニコーンオーバーロード』には、いわゆる「周回プレイ」はありませんが、やり込み要素を通じて“周回している感覚”を得ることは十分に可能です。
まず注目したいのが、**高難易度モード「ZENOIRA」**です。このモードは通常のゲームと比べて制限が多く、部隊が全滅すると再出撃できなくなるなど、シビアな条件が課されます。1周目とは違う緊張感があり、戦略を練り直す必要があるため、初回とはまったく異なる体験になります。
次に、「闘技場のオンラインバトル」や「親密度MAX」「限定武具の強化」といった要素もやり込み対象です。これらをコンプリートしようとすると、部隊編成の見直しや効率的な戦い方を考える必要があるため、まるで新たな周回に挑んでいるような没入感が味わえます。
特定のキャラクターをあえて1周目で使わなかった場合は、再挑戦で起用してみるのもよいでしょう。使うキャラが変わるだけで戦術がガラリと変わり、プレイの印象が大きく変化します。
また、「全アイテムの収集」や「未攻略のクエスト消化」なども立派なやり込みです。特に後半で加入するキャラの使用は、クリア後にしか十分に試せないこともあるため、ここで初めて活躍の場を与えることもできます。
このように、ゲームが提供するやり込み項目を順番に達成していくだけでも、自然と周回プレイに近い感覚で楽しめるようになります。周回という名前ではないものの、達成感や成長の実感を得られるプレイスタイルとして、多くのプレイヤーに支持されている理由のひとつです。
やり込み要素 | 内容 | 効果・目的 |
---|---|---|
ZENOIRAモード挑戦 | クリア後に解放される新難度「ZENOIRA」へ再挑戦 | 全滅で出撃不可の緊張感と高難度戦が楽しめる |
親密度・武具完全強化 | 全キャラ親密度MAX、限定武具のフル強化を目指す | 達成感と部隊強化で周回のような充実感 |
闘技場オンライン対戦 | オンラインランキングに挑戦し、他プレイヤーと戦う | 自分の編成や戦略を対人戦で試し続けられる |
全アイテム・素材収集 | 天のかけら交換所、武具強化素材などを全回収 | 隙間なく収集する達成感と収集要素の満足感 |
未加入キャラ起用チャレンジ | 1周目で使わなかったキャラを編成し再プレイ | 異なる戦術やシナリオ感が楽しめる |
エンディング後の追加コンテンツ


『ユニコーンオーバーロード』をクリアすると、エンディング後専用のコンテンツがいくつか開放されます。周回プレイこそ存在しませんが、クリア後も続けて遊べる仕組みがしっかりと用意されています。
最も大きな要素は、**高難易度「ZENOIRA」**の解放です。このモードは新たにゲームを始めた際に選択可能で、通常プレイとは比較にならない難しさを誇ります。撃破された部隊の再出撃ができない、難易度の途中変更が不可といった特徴があり、戦略性と緊張感が一気に増します。
また、契約の儀式のやり直しも可能になります。これはエンディング分岐に関わる要素で、クリア後に祭壇へ行くことで、最終戦の直前状態に戻り、異なるキャラクターとの儀式を選び直すことができます。1周で複数のエンディングを確認したい場合に役立つ便利な機能です。
他にも、**追加サブクエスト「蘇りし厄災の古都」**が出現します。このクエストでは、強敵とのバトルが用意されており、倒すことで過去に登場したキャラが新たに仲間になります。とくに固有職を持つキャラが加入するため、クリア後の編成の幅が広がります。
さらに、王都グランコリヌ周辺の散策や、専用ショップでの買い物、パラディンの雇用など、クリア後限定の拠点機能も追加されます。特殊な装備品や強化素材も入手できるため、やり込み要素を追求したいプレイヤーにとって重要なエリアとなります。
これらの追加コンテンツを活用すれば、クリア後であっても“やることがない”と感じにくく、自然と次の目標が見つかる構造になっています。
追加コンテンツ名 | 概要 | 効果・目的 |
---|---|---|
ZENOIRAモード | New Gameで選べる最高難度モード「ZENOIRA」が解放される | クリア後に高難度で再挑戦、緊張感のあるプレイが可能 |
契約の儀式巻き戻し | パレヴィア祭壇で指輪の契約相手を変更できる | 異なるキャラとのエンディングを見ることができる |
「蘇りし厄災の古都」 | コルニア北西のゼノイラ聖所でサブクエストが発生 | 強敵との戦いや新キャラ(最大6名)加入で編成が広がる |
王都での散策とショップ追加 | グランコリヌ城周辺を自由に散策・商店利用・傭兵雇用可能 | 強力装備購入やパラディン雇用で戦略の幅が広がる |
世界地図踏破クエスト | 「世界地図の完成5」フィールドクエストが発生 | 踏破率100%達成で報酬(勲章・採掘券・食事券)を入手 |
2周目プレイでのおすすめ縛り内容


『ユニコーンオーバーロード』に2周目特有のボーナスはありませんが、プレイヤー自身がルールを設けることで、オリジナルの“縛りプレイ”を楽しむことができます。この方法は、1周目とは違った緊張感や工夫を引き出してくれるため、非常におすすめです。
定番の縛り方としては、**「仲間を意図的に加入させない」**というものがあります。各地でスカウトできるキャラをあえて無視することで、ストーリーの展開が一部変化し、難易度も上がるため、戦略にひと工夫が必要になります。特定の仲間を拒否すると、サブクエストが発生しなくなることもあるため、探索のルートも変わってきます。
また、「傭兵の雇用を禁止する」「回復アイテムを使わない」「特定職業の使用を制限する」などの戦闘系縛りも有効です。とくに後半では火力が高くなりがちな構成をあえて制限することで、バランスを崩さずプレイでき、戦闘のスリルが増します。
他にも、「前回使わなかったキャラだけで編成する」「男性キャラのみ、または女性キャラのみで進行する」など、キャラ選択にテーマを持たせる縛りも人気です。個性的な編成が可能なゲームだからこそ、多彩な縛り方で新鮮さを維持できます。
SNSやプレイヤーブログでも、「反対選択縛り」や「闘技場・稼ぎ禁止縛り」など、実際に挑戦した人の記録がいくつも見られました。中には「砂漠をあえて通らない」「天のかけらを無視する」といった細かい縛りで、ストーリーとアイテム構成が大きく変わったという声もあります。
このように、2周目ではゲームの自由度を活かしつつ、縛りのルールで新たな体験を作り出すことが可能です。ただし、縛り内容によってはかなり難易度が上がることもあるため、自分に合ったバランスで楽しむことが大切です。
縛り内容 | 詳細ルール | メリット | 注意点 |
---|---|---|---|
反対選択縛り | 1周目と逆の選択肢を選ぶ(仲間拒否、サブクエスキップなど) | 新たな物語展開や仲間の変化を体感できる | ストーリー進行や装備入手が難しくなる可能性あり |
ZENOIRA+メインクエ縛り | 難易度ZENOIRAでメインクエのみ進行、町開放・闘技場・サブ不使用 | 戦略性が高まり、緊張感が増す | 装備や経験が不足し、難易度が極端に上がる |
傭兵禁止プレイ | 傭兵ユニットの雇用を一切行わない | 編成難易度が上がり、戦略重視になる | 戦力が後半不足しやすく、バランス調整が必要 |
クラスチェンジ禁止 | 上級クラスへの変更を禁止し、下級クラスで進行 | 育成方針が限定され、個性ある編成が楽しめる | 戦力不足に陥りやすく、難易度が大幅増加 |
闘技場禁止プレイ | 闘技場でのプレイや報酬獲得を一切行わない | 装備や素材などに依存せず戦略を強化できる | 報酬が得られず、長期的に戦力が不足しやすい |
引き継ぎなしでも遊べる工夫とは


『ユニコーンオーバーロード』では、引き継ぎプレイができない仕様になっていますが、それでも繰り返し楽しむための工夫はしっかり用意されています。重要なのは、引き継ぎがない代わりに「プレイヤーの自由度が高い」という点です。
まず、キャラの育成や部隊編成の幅が広いため、1周目とは異なる構成でプレイするだけでも新鮮さがあります。60人以上のキャラクターが登場するこのゲームでは、使うメンバーを変えるだけで戦い方が大きく変化します。たとえば、前回は使用しなかった飛行部隊や魔法職を軸にすれば、マップの攻略ルートや戦術そのものが変わるでしょう。
また、エンディングで「誰と契約するか」を変更することで、異なるイベントを見ることができます。これは引き継ぎなしでも体験できる“分岐”の一つで、親密度を調整すれば何度でも別のキャラとの関係性を見られます。
さらに、「契約の儀式のやり直し」や「ZENOIRA難易度への挑戦」など、クリア後限定の要素を使って再びプレイに没頭することも可能です。中でもZENOIRAはかなり歯ごたえがあるモードで、通常プレイとはまったく異なる戦略性が求められます。
他には、自分でプレイ条件を縛る「制限プレイ」もおすすめです。たとえば、「傭兵を使わない」「加入キャラを半分に絞る」といった遊び方を取り入れると、引き継ぎ要素がなくても繰り返し遊ぶ理由になります。
このように考えると、引き継ぎがなくても遊べる工夫は十分に存在しており、自分のプレイスタイル次第で新鮮な体験が作れることがわかります。少し視点を変えて遊ぶだけで、想像以上に深いプレイができるのがこの作品の魅力です。
工夫の内容 | 具体的アイデア | 効果 | 注意点 |
---|---|---|---|
キャラ・兵種の変更でリフレッシュ | 60人以上のキャラを使い分け、人間・エルフ・獣人など多様な部隊を編成 | 異なる戦術・相性を試すことで新鮮なプレイ感を得られる | 低レアキャラだと攻略が厳しくなる場合がある |
エンディング分岐を複数確認 | 「契約の儀式」をやり直して異なるキャラとのエンディングを見比べる | キャラとの関係性に深みが生まれ、物語の楽しみが増える | 親密度の上げ直しに時間がかかる |
高難易度ZENOIRAに挑戦 | クリア後に解放される「ZENOIRA」で全滅リスクありの高難度プレイ | 戦略性が高まり緊張感のある再挑戦が可能 | 難易度が非常に高く、初心者には挫折しやすい |
クリア後限定クエスト活用 | 「蘇りし厄災の古都」などの追加サブクエストを攻略し報酬や加入キャラを獲得 | 新キャラ加入や強力装備収集で達成感が得られる | 高レベルの敵が多く、装備・育成が未準備だと苦戦する |
闘技場・親密度MAXなどのやり込み | オンライン対戦、親密度会話の全開放、限定武具強化などをコンプリート | 達成目標が明確になり継続プレイのモチベーションが維持できる | 時間がかかり、やり込み要素のみでは飽きる可能性がある |
周回プレイヤーの評価と要望まとめ


『ユニコーンオーバーロード』を遊んだ多くのプレイヤーからは、「周回プレイがないのが残念」という声が特に目立ちます。1周のプレイ時間が長く、キャラ育成や編成に力を入れた分、その成果を次のプレイに活かしたいと考える人が多いようです。
一方で、周回要素がなくても楽しめるという前向きな意見も見られました。たとえば、「ZENOIRAモードが実質的な2周目の役割を果たしている」「選択肢を変えて別ルートを試すだけでも楽しめた」といった声があがっています。実際に、選択肢によって仲間になるキャラが変わることや、加入イベントが発生しないパターンを選ぶことで、異なる物語の印象を受けたというユーザーも少なくありません。
ただし、特に目立ったのは「強くてニューゲームがほしかった」という要望です。育成済みのキャラや装備、好みの部隊構成をそのまま持ち越して、新たな条件で再挑戦したかったという意見は、SNSやブログなどでも多く確認されました。
また、「終盤に加入したキャラを育てる余地がないのがもったいない」「育てたキャラをもっと活躍させる場がほしかった」といった声もありました。引き継ぎ要素があれば、これらの不満はある程度解消できた可能性があります。
一方で、やり込み派のユーザーからは、「2周目では縛りプレイをすることで十分楽しめた」「ZENOIRAで戦略の奥深さを再認識した」など、肯定的な評価も多く寄せられています。周回という形ではなくても、再プレイに意味を持たせる工夫ができることが評価されているのは事実です。
まとめると、「引き継ぎがないのは惜しいが、それでも再プレイの価値がある」とする意見が多く、次回作では引き継ぎやNew Game+が期待される結果となっています。プレイヤーの満足度は高いものの、“あと一歩”を求める声が根強く残っているのが現状です。
評価・要望の内容 | 具体的な声 | 効果 | 注意点 |
---|---|---|---|
「NG+(強くてニューゲーム)」の追加要望 | 「育てたキャラや装備を次周に持ち越したい」という声が多数 | 継続的な育成のモチベーション向上 | 新規要素なしに単なる再プレイになる可能性あり |
高難度モードZENOIRAへの好評価 | 「難易度上がりすぎてハードだけどやりごたえがある」という意見 | 戦略性や緊張感のある遊びが提供可能 | 初心者には敷居が高く攻略の難易度が超高い |
追加キャラや終盤加入組のやりこみ不足 | 「終盤に加入したキャラをもっと育てたかった」という声 | 未使用キャラ育成の動機づけが可能 | 育成素材や時間が二重で必要になる |
縛りプレイ・制限プレイの人気 | 「傭兵禁止」「仲間少人数縛り」などの挑戦的プレイが話題 | 再挑戦への新たな楽しみを発見できる | 縛り内容によっては非常に難しくなる可能性 |
開発へ今後作への期待 | 「次回作でNG+や引き継ぎ機能を搭載してほしい」アンケート多数 | ユーザー満足度向上のヒントになる | 実装は制作コストが高く、難航する場合もある |
まとめ:ユニコーンオーバーロードは周回や引き継ぎ
記事をまとめます。
- ユニコーンオーバーロードには引き継ぎ機能が存在しない
- 強くてニューゲーム(New Game+)の仕様も未実装
- クリア後にデータを使って2周目を開始することはできない
- セーブデータの状態は王都周辺の散策に限定される
- 再プレイは完全に新規データから始まる
- キャラのレベルや装備、親密度も全てリセットされる
- 引き継ぎや2周目特典がないため工夫が必要
- 高難易度モード「ZENOIRA」がクリア後に開放される
- ZENOIRAでは部隊が全滅すると再出撃不可になる
- 契約の儀式をやり直す機能でエンディングを見直せる
- エンディング分岐は契約相手によって演出が変わる形式
- 特定キャラの生死が選択によって分岐する場面がある
- やり込み要素として追加クエスト「蘇りし厄災の古都」がある
- 隠しキャラや固有職キャラがクリア後に仲間になる場合がある
- 王都での限定アイテム購入や雇用が可能になる
- 闘技場バトルや親密度コンプリートがやり込み対象になる
- 周回気分を味わうには縛りプレイや別キャラ育成が有効
- 2周目は自己ルールを設けて変化を楽しむプレイが推奨される
- 多くのプレイヤーが引き継ぎ機能の不在に物足りなさを感じている
- ZENOIRAや分岐回収で一定の再プレイ価値があると評価されている